みっつー "地方創生大全" 2026年3月1日

地方創生大全
たまには全く知らない分野についての本も読んでみようと思いたち購入してみた。 言うてもね。 私、大学では社会学を学んできたので、人と地域の結びつきとかね、余裕っしょ…なわけなかったです。ごめんなさい。 いや〜正直、頭パンパンなことの方が多い本でした。 しかし、「知らない分野」だからといった理由で購入しただけあって、その中身はとても刺激に満ちていた。 地方創生は、2014年に施行された「まち・ひと・しごと創生法」とともに打ち出された、地方活性化を目指す政策または取り組みを指します。国と地方自治体は現在、各々の人口ビジョンと総合戦略に基づいた地方創生戦略の推進に奔走しています。加えてSDGsと絡めた取り組みも各地で進んでいます。 ジチタイムズ『地方創生とは?』 そもそもなぜ「地方創生」についての本を読もうと思ったかというと、職場の同僚が山梨県で宿坊(参拝者や僧侶がお寺や神社にとまるやつ)体験をしてきたとの話を聞いて、ほとんど忘れてしまったけれど「地域の人とのうんぬんかんぬん」みたいな話が頭の片隅にあったようだ。 結局のところ同僚から聞いた話と、関係があったのか、なかったのかは分からなかったけれど、地方創生、つまり地域活性化についての興味深い話が山盛りに載っていたことは確かである。 特に、新幹線は本当に地域活性化に役立ってきたのか?という問いかけである。 個人的に新幹線はただの移動手段としか思っていなかったのだけれど、表向きの理由としては高速移動による広域交流の促進、駅周辺の再開発、観光誘致を通じて地方創生を支える重要なインフラということになっているらしい。 そのため新幹線を引いたからには、その分、魅力ある土地づくりを本来考えなくてはならない。ちゃんとリピートをしてくれる観光客を生み出さなければならない。 しかし、そこの詰めが甘くなっている部分もあるし、加えて駅周辺にはだいたい東京・大阪などの大都市資本企業が入っていて、そこで買い物をすれば結局ほとんどのお金が都市部に流れていってしまい、地方が潤うというわけではない。 それに新幹線が通ったことで、その地域から人が出て行きやすいという状況(ストロー効果)を作ってしまっているという問題もある。 その他にも、地方創生のためにどれだけの補助金や税金が使われているか、同調圧力や好き嫌いで事業が進めたり、潰したりしていたり。 これらをただの「地方創生の現場ってこんな感じなんだぁ〜」という目で見ても十分に楽しめるけれど、自らが働いている会社や、自分ごとに置き換えて読んでみると、なかなか笑えないものも多い。 事業という大きさではないにしても、自分もゲーム実況をYouTubeでしていて、失敗という失敗はもちろんないけれど、見てくれる人が増えるための行動が出来ていないこととかを考えながら読んでしまった。 とにかくトライアンドエラーで、色々やってみたいですね。 個人事業主だと支援してくれる制度とかもあるっぽいんですけど、お金もらったあとの自分が怖くなるような本でしたね…、およよよよ。
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