
noko
@nokonoko
2026年3月1日
対談集 あなたが子どもだったころ
河合隼雄
読み終わった
借りてきた
心に残る一節
【鶴見俊輔】精密さなんていうものはだとつくり物だと。インチキだと。 “Exactness is a fake”名言ですよ。(ホワイトヘッドの最終講義)
負けるときは負ける側にいたいということで(日本に帰って来た)。
【武満徹】
一度母のところへ泊まりにいったら、ちょうど空襲になっちゃった。焼夷弾が落ち始めて…。ぼくは、外へ逃げなきゃなんない。で、何を持って出よう…。ちっちゃな家に住んでたんですね。そしたら、父の位牌があったもんですから、ぼくはとても大切なものだと思って、仏壇からそれを取って出ようとした。すると、母が、「そんなものを持って出ても今さらしょうがないでしょう」って、ぼくの取ったその位牌をボーンと外にほうったのをよく覚えている。
ピアノなんてなかったから、欲しくて欲しくてね。ま、ないからしようがない。そこで、今から考えるとほんとに不思議なんですけど、外を歩いていて、ピアノの音が聴こえれば、必ず「ごめんください」って行きましたね。
「申し訳ないんですけれど、五分でいいか、ピアノに触らせていただけないでしょうか」って頼んだんです。それも十軒や二十軒てもんじゃなかった。
場所もかなり広範囲にわたって。でも、オーバーにいってるんじゃなくて、一度も断られたことがないんです。
【安藤忠雄】
子どものときにしか叱られて修正できないことって結構あると思うんです。それをしないできていますからね。また、今の子どもは、生活の知恵を働かす下地をつくる時期に、ひたすら詰め込みで教えられているでしょう。(だから、悪知恵を働かさんでもいけるようになっておるんですね)
実際、悪知恵を働かさんと生きていかれへんのにね。
大事なことは、楽しいところからやればいい、それに尽きるようにも思うんです。
