"秘密の花園" 2026年3月1日

繹
@nu_nu
2026年3月1日
秘密の花園
秘密の花園
フランシス・ホジソン・バーネット,
畔柳和代
あぁ、1日で読み切ってしまうなんて勿体無い! 自然も、生き物も、まるで魔法。 子供たちの笑う様子はまるで日に輝く朝露のよう。 初めて読んだのは小学校の図書館の一番奥の上の段で厳しい顔に見えた福音館の名作童話シリーズで、隣のクラスの若い女性の担任の先生はその段の本を二学期までに読み終わったらご褒美がある、というような取り組みをしていて、羨ましかったような記憶がある。その頃に読んだ時には、メアリ様はもっと偏屈で付き合いたくない嫌な子に思えていて、作中の自然の美しさは傲慢にも美しい田舎で育った自分には気づけなかった。 大人になって、インドのうだるような暑さも、スイスの渓谷のぼうっとするような美しさも、フィンランドの静けさも、そして東京の乾いた風も、触れて、一度庭園を閉じ、枯れてもう2度と芽吹くことなどないと思った記憶も持って読むと、あまりにも美しく、正確にそれを描いていた。 私、大好きよ、この本。ありがたいねぇ。
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