かなむに "人生最後のご馳走" 2025年3月14日

人生最後のご馳走
2025/03/14 『ライオンのおやつ』を読んで頭を抱えてしまったので、元になったと思われるこちらのフィクションを読んだ。 末期癌などで余命宣告をされた方々が入るホスピスで、提供されるリクエスト食を紹介しながらそれぞれのエピソードが語られる。 患者さん一人一人の想いを聞き込んだ上で、味や器にこだわって提供されるリクエスト食はとても美味しそうで、それを食べる患者さんの笑顔が見えるようであり、ホスピスの理念には頭が下がる。 しかし、やはり考えてしまうのは、このホスピス入れる患者さんはおそらくほんの一握りであることのやり切れなさ、そして、みんなが口を揃えて「美味しくない」という病院食を作る人のことだ。病院における食ということに、もっと力を入れるべきなのかもしれない。
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