
なみだよ
@namicoto
2025年7月26日

読み終わった
かつて読んだ
Kindle Unlimitedにて読了。
児童文学作家である筆者による、子どもを取り巻くエンタメについての考察本。
言われてみれば当たり前だけど、子ども向けの物語は、大人の何かしらの思惑の上で作られてきた。
TVゲームやアニメ、ヒーロー番組など、子どもを取り巻く「物語やエンタメ」の歴史や背景を読み解いていきます。
第1章のTVゲーム考察はとても面白かったし、テレビヒーローやアニメの分析も「なるほど…」と思える箇所があった。
ただ、副題の『なぜ成長を描かなくなったのか?』については、もっと掘り下げてほしかったです。
わたしからすると『鋼の錬金術師』なんて、主人公の心の成長がめちゃくちゃ描かれていると思うのですが…筆者からすると違うのかな、成長の定義の違い?
とはいえ、ここまで幅広く世界中の児童文学や日本のサブカルまで横断して語る筆者の「物語」への深い愛はとても伝わってきました。
この本が出てから約15年。
最後の筆者の憂いとは逆に、相変わらずマンガでもアニメでもゲームでもファンタジーは台頭しているとわたしには感じられる。
改めて筆者に、近年の「異世界転生もの」の流行について語って欲しい。(あれは子どものための物語ではないかもね。)