阿部義彦 "渋谷パルコの復活" 2026年3月3日

渋谷パルコの復活
光文社新書、出たばかりの新刊です。パルコと言えばセゾン文化の発祥地。私も高校時代はエンジンルームから出ていた伝説のカルチャー誌「ビックリハウス」を愛読しておりました。裏表紙の山口はるみさんの手によるエアブラシを使ったイラストが眩しかったです。曰く『やっぱり世界を回してるのは女だ!』とか。そんなパルコの戦略を現渋谷店の店長が伝授します。キーワードはレーシング(店舗誘致に関する戦略)です。文化を売るを合言葉にファッションブランドのみならず、アウトドア、ゲーム、ギーク、グローバルニッチ、をキーワードに、音楽(WAVE、カセットテープストア)、ゲーム(ニンテンドー、ポケモン)、ギーク(ジョジョストア)、そして飲食(スターバックス等)を融合させて、渋谷らしい施設を再構築しました。特にファッションブランドに関しては、ここに、このブランドがあれば、あのブランドは入らないだろうな、等の嗅覚が無いと勤まらず、リニューアルする際にも、テナントに移動して貰ったり、出て行くようにあと腐りなく提案したり、見えない苦労も有りその辺の裏舞台も実に興味深かった。しかし残念な事にたぶん今のパルコには、音楽は、必要とされているのだが、たぶん書店は切り捨てられているのだろう。わたしの地元の仙台パルコでも、タワレコのヘビーユーザーでもあるが、近年大幅リニューアルで売り場面積は半分以下になりそこには、料理教室とちいかわの店と、トレーディングカードショップが出来ました。書店は最初から無かったので、なんか複雑な思いです。あとはカタカナ用語の反乱は何とかならんものか?ラグジュアリーなんて、高級路線で良いのじゃないとかジィジは思いました。
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