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みさき
@_msp_
2025年5月8日
透明な夜の香り
千早茜
読み終わった
心に残る一節
私は朔さんの仕事部屋の棚に並ぶ香料瓶のようひなりたかった。洋室の一室で、朔さんの与えるたったひとつの香りを放ち、ガラス瓶に閉じ込められて、濁りのない透明な身体で朔さんの目にさらされていたい。このまま、ずっと。
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