

水色
@haruri
- 2026年7月8日
感染 (小学館文庫)仙川環読み終わった実に現代的かつ永遠の課題でもあるテーマ×ミステリーですごく惹かれた。ここに親子の愛情と一夫婦の絆が絡んできて一言に面白かった。特に283ページ目が好きだな〜と。自分の志を引き継がせる相手として誰でもない自分を選んでくれた、と葉月が自覚する場面。それが叶わなかったのも含めて切なくて美しい… あと女って強いな、と。登場人物の中の女性、皆軸があってかっこいい。素敵だ。 初版が2005年だから驚いた。もっと最近のものかと。実際に2022年に異種移植が成功した事例があるから驚きだ。元々異種移植に興味があった自分、読み進めててウハウハであった… う〜ん小学館ぽいね。 - 2026年5月20日
イン・ザ・メガチャーチ朝井リョウ読み終わった突如終わった感はあるけれどこの余韻も良い。本屋大賞に選ばれる理由は分かった。 ・真面目な性格故に“花活”に熱心になってしまう澄香を読んでて心苦しくなってしまった ・父も、一度満たしてしまった心の渇きに耐えられなくなり、禁忌を犯してしまう視野の狭さがとてもグロいな…となった それも物語を創る側であるのに ・隅田絢子の、断りきれずどんどんブルームマイセルフにのめり込んでいく姿もなかなかだなと。過去の自分を偏狭であると顧みる場面があるが、その時の自分もまた偏狭であるのがパラドックスで面白かった。そして隣人が壁を叩くシーン、ページが変わり「お願い。叩いて。」と意識の外かもしれないが心の中で懇願する場面が印象的だった。映像では表現できない良さ。
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