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久平
@reads-12345
色んなジャンルの本を読みます。
  • 2026年3月29日
    妖怪&幻獣 妖々よろず絵巻
    妖怪や幻獣の本は出し尽くされた感があるが、本書はそんな杞憂を払拭する。肉筆画から雑誌、民具まで多岐にわたり、異界の住人のユーモア溢れる姿を拝める。時に下手上手で、漫画の萌芽のようでもある。
    妖怪&幻獣 妖々よろず絵巻
  • 2026年3月29日
    中世モンスターのはなし
    中世モンスターのはなし
    装飾写本に現れるモンスターはかつて未開の地や信仰を象徴する存在だった。本書ではドラゴンやグリフォンのほか、動植物が合体した「ドロルリー」などの異獣も楽しめる。想像力から生まれた異形の姿は眺めるだけで非常に愉快だ。
    中世モンスターのはなし
  • 2026年3月27日
    こうやって、僕は戦い続けてきた。
    ゴーストライターではなく著者が全編自ら執筆した本書は読書家らしい端正な文章で良質なビジネス書としても読める。野球を通じて培われた驚異的な努力と習慣の記録は競技の枠を超え、成果を求めるビジネスパーソンや学生にも役立つ事だろう。刺激的な一冊だった。
    こうやって、僕は戦い続けてきた。
  • 2026年3月27日
    変な心理学
    変な心理学
    アカデミックな世界ではほとんど話題にならない用語が、世間で急にバズる時がある。本書では「カラーバス効果」「蛙化現象」「サブリミナル効果」などを取り上げ、そのルーツがどこにあるかを探る。難しい話題はほぼなく大衆向けではあるが、心理学の深い考察もあって面白い本だった。
  • 2026年3月25日
    ふだん着で行ける秘境 ニッポンの異空間
    廃墟、珍スポ、産業遺構など日本の片隅に佇む建築を長年追い続ける活動を凝縮したフォトガイド。不思議で奇妙な造形、誰もが薄々気づきながらも素通りしてきた「得体の知れない物体」たち。そんな愛すべき異形を独自の視点で慈しみ、めでる幸せを届けます。
  • 2026年3月25日
    厠 谷崎潤一郎・松谷みよ子ほか (文豪ノ怪談ジュニア・セレクション 第二期)
    解説が丁寧(過多?)な文学アンソロジー。テーマは「厠」。難解な作もあるが完成度と恐怖は本物。変格(変態)なテイストの大坪砂男「天狗」、不慮の事故と怨念を描く泉鏡花「古狢」、ユーモア溢れる川端康成「雪隠成仏」が白眉。
    厠 谷崎潤一郎・松谷みよ子ほか (文豪ノ怪談ジュニア・セレクション 第二期)
  • 2026年3月23日
    どうすればよかったか?
    医師の両親と医学部の姉。発症した姉を認めず閉じ込めた両親を「悪」と断ずるのは容易いが家族ゆえの葛藤も透ける。適切な治療から遠ざけられた状況に「どうすればよかったか」という問いが巡る。読み進める手が止まらない一冊だ。
  • 2026年3月23日
    トイレで読む、トイレのためのトイレ小説 よりぬき文庫
    単行本から精選された、パッと読めるトイレのショートショート集。下ネタや汚れを抑えたクリーンな雰囲気が特徴で、どれも完成度が高いです。笑いから涙まで豊かで驚きのある物語が詰まった、トイレ小説の傑作といえるのではないでしょうか。
    トイレで読む、トイレのためのトイレ小説 よりぬき文庫
  • 2026年3月22日
    厠の怪 便所怪談競作集 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ひ 1-2)
    厠の怪 便所怪談競作集 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ひ 1-2)
    かつて便所が暗く恐ろしい場所だった記憶を呼び覚ます陰鬱なホラー短編集。平山夢明「きちがい便所」は壁の先の謎めいた便所に魅入られた父が排泄物の怪異へと変貌する狂気の一編。生理的な嫌悪感と恐怖が混ざり合う救いのない「嫌な物語」を求める方に読んでほしい一冊です。
    厠の怪 便所怪談競作集 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ひ 1-2)
  • 2026年3月18日
    大工日記
    大工日記
    異国で夢破れた36歳女性が突如大工の現場に飛び込む。危険で大変な仕事、時折挟まれる回想、女性の立場、ゆるくて面白いイラスト、全部が一緒くたになった日記。大工目線の本って今まであったのだろうか。エピソードがどれも興味深いです。荒削りな部分はあるものの今後期待の作家です。
    大工日記
  • 2026年3月15日
    最恐ホラー 呪われた図書館
    背筋と平山夢明の短編を収録。背筋の作品は笑う女が日常に侵食してくるホラー。なかなか面白い。ただ既にレビューで多くあるが圧倒的にボリュームが足りない。この薄さで税込990円はちょっとなあという感じ。シリーズ第一弾でこれは読者をちょっとバカにしてないかな。
  • 2026年3月14日
    調査ルポ この日本の片隅で〜市井の老若男女それぞれの事情〜
    一生の後悔、川で佇むほどの悩み、絵馬に描く呪い、まともなじゃないバカ…この本に出てくる人生に特別なドラマは無い。だがどうしてこんなに先を読みたくなるのだろう。コンビニ本で有名な鉄人者が放つ渾身のルポ。おすすめ本です。
  • 2026年3月4日
    日本ホラー小説史(1093)
    戦後の出発点から令和のブームまでを概説した好著。時代毎の重要作品と人物を軸に周辺ジャンルや変化点も捉えており、非常にためになる。何より著者自身が執筆を楽しんでいる感情が伝わり、熱量と分かりやすさのバランスも秀逸だ。日本ホラー小説愛好家必読の一冊。
    日本ホラー小説史(1093)
  • 2026年2月26日
    ゲゲゲのアニメ 『鬼太郎』60年史と70人の言霊
    制作者と声優が語るゲゲゲ人気の秘密。鬼太郎世界の魅力を当時の企画書と設定画、貴重な証言で事細かに読み解ける。6年の歳月をかけて作られた誌面は圧倒的な情報を誇り、これから先、本書を超える資料はおそらく出ないだろうと思う。
  • 2026年2月25日
    英米文学のわからない言葉
    翻訳書では見慣れない言葉にぶつかる。読者は「まあいいか」と飛ばすことも出来るが翻訳者はそうはいかない。本書は翻訳者が直面するであろう種々の分からない言葉を並べたエッセイだ。例えば「プティング」1つ取っても非常に種類がある。言葉から見る英米文化ガイド。
    英米文学のわからない言葉
  • 2026年2月25日
    グググのぐっとくる題名
    有名作の題名を考察したエッセイ。8番出口はなぜ「8」なのか。シン・ゴジラの「シン」の意味とは。読んでみるとなるほどと思わせる内容だ。ヒット作はタイトルも練られている。作者へ問い合わせたわけでなくあくまで考察である点は注意。
    グググのぐっとくる題名
  • 2026年2月22日
    中国TikTok民俗学
    SNSで珍神を調べ現地で歴史と信仰を探索。セクシーな九尾狐、逆輸入大黒は「?」となる。だがそこには現世利益を重んじ、ダイナミックに形を変える柔軟さがあった。様々な発見は非常に面白く、珍妙としか言えないカラー写真の数々には思わず笑ってしまう。民俗学好き必見のルポ。
  • 2026年2月21日
    怪異怪談探索ハンドブック
    怪異怪談探索ハンドブック
    これはすごい。第一線の怪異怪談研究者が資料探索やフィールドワークのコツを余す所なく紹介。会話の仕方、装備、使うべきWEBサイト、未開拓の領域、どれも参考になる。民俗学的手法がメインだが他分野にも応用できるだろう。巻末のブックガイドも気になるものばかりだ。
    怪異怪談探索ハンドブック
  • 2026年2月21日
    マンションポエム東京論
    マンション販売広告の詩的なキャッチコピーを論じる。時を「刻」、家を「邸」、都会と自然の融合をアピール。一方で京都は歴史を推す。昭和のコピーは「…」「!」といった感じ。熱量がすごく、やや冗長な点はあるがユニークな論集である事は間違いない。
    マンションポエム東京論
  • 2026年2月18日
    ひのえうまに生まれて
    日本に蔓延る「丙午」俗信を当時の大衆記事や雑誌、事件で振り返るエッセイ。この俗信でどれだけの人が不幸になったのだろう。令和の今は消えつつあるが俗信がこれだけ力を持つ事が恐ろしい。文章は平易でさくっと読めます。ジェンダー論や俗信に興味がある方におすすめ。
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