姥ざかりの続編。77歳になった歌子さんの言葉がとにかく面白い。 ・ひとりで店に入る、ひとりで街を歩く楽しみ ・そのためにいつも身なりを整えて美しく装うこと ・ホンモノ（の宝石など）にとらわれず、流行を取り入れて新しいものを試すこと 読み返すたびに背筋が伸びます。

きちんと仕事して子育てしてお金も貯めてからのリタイア生活を謳歌してる76歳の歌子さんの行動、考え方にエネルギーをもらえる小説。何度も読み返す私にとっては常備薬のような一冊です。