爪先
@squareto0503
書店員なのになかなか本を読む時間が取れないからモチベをあげたい
- 2025年11月19日
こいしいたべもの (文春文庫)森下典子読み終わった今まであまりエッセイを読んでこなかったのだけれど、たまには読んでみるかとなんとなくふらっと手に取った本。 様々なおいしい食べ物と、それにまつわる思い出。 主に東日本の色々な場所が出てくるけれど私は西日本で転勤族をしてきてこの歳ではじめて東京に住んでいるからあまりああ懐かしいなと共有できる思い出はなかった。 おいしそうだな、行ってみたいなを思い浮かべながら読み進めたらペヤングのくだりだけ猛烈に口の中にペヤングの味が浮かんできちゃって我ながらさもしくて笑った。 近日中にカップ焼きそばを買ってこなくては。 この間軽井沢に行った時に見かけたけど買わなかった峠の釜めしをいつか食べたいな。 - 2025年11月7日
Newton別冊 すぐに生かせる 40代からの人体の取扱説明書ニュートンプレス読み終わったタイトルに引かれて手に取ったのだけれど今後自分がどのように老いてどのような病気や症状と向き合うことになるのか沢山書いてあってためになると同時に怖さも感じた。 ニュートンが出しているムック本だからすべての漢字にルビがあり、人体図もたくさん。医学的科学的検知から書かれており信頼がおける。 生活習慣の改善を一刻も早く進めなくてはなー。 - 2025年8月22日
新訳 飛ぶ教室エーリヒ・ケストナー,patty,木本栄,那須田淳読み終わった中学の時の学校の司書さんに蔵書整理でもらって中学高校と何度も読み返しては号泣していた本 久しぶりに読みたくなってせっかくなので新訳版を試してみた。 当時の記憶はけっこう抜けていたので冒頭作者が出てくるくだりとかは新鮮に読めた。 今読むと思った以上に悪ガキたちだけど、正義先生と禁煙さんの優しさが身に染みる。 今回もやっぱり最後のシーンは号泣した。 ヒトラー時代のドイツに置いて書かれたとは思えないほど今と地続きな物語だけれど、あの当時書かれたからこそなセリフもいくつもあってはっとさせられたりもした。 今の不穏な時代にもう一度多くの人に読まれて欲しいな。 クリスマスの物語なのに新潮版が新カバーで夏文庫に入っているのはなぜだろうと思ったけど読み返してみるとちょっと意図がわかるかも。 また何度でも読み返したい名作だった。 - 2025年8月16日
モモミヒャエル・エンデ,大島かおり読み終わった小学校二年生の頃に担任の先生におすすめされて以来の再読 忘れているところ 思い出せるところがまだらで、当時の自分が何に興味を持ち何がショックで何が好ましく思ったのかが追体験できて面白かった。 あと単純に物語としてあまりにも面白い。前半は我が身を振り返りながらじっくりと、後半はドキドキハラハラして夢中で一気読みしちゃった。 子どもの頃に読んだ時は純粋に子ども目線で読んでいたけれど、すっかりスマホ中毒でソシャゲ中毒になった今読むと非常に耳に痛い。 子どもの頃自分がどういう人間になりたかったのかを思い出したし、それが今の自分とは大きく違うことにも気付かされた。 思った以上に胸に刺さったな...。 時間に追われているなと感じたなら、胸のうちにいるモモに話を聞いてもらおうかな。 - 2025年8月8日
日本語の作文技術新版本多勝一読み始めた - 2025年8月8日
深夜特急2沢木耕太郎読み終わったシンガポールにはいったことがあるけれどマレー半島のほとんどのことを知らず地名すら聞き覚えのない場所が多く、二巻は読みながらもなかなかイメージ像が浮かびにくく自分の知識不足を感じた タイは今行ってみたい街の一つだからいずれ自分の目で確かめてみたい 作中中華圏の影響の濃い国々にどこか香港を求めてしまっていた、というくだりがあり今はもうなき「あの頃の香港」へのあこがれが募る マカオにはいったんだけどなあ 巻末の高倉健との対談が自分のイメージの中にある「いぶし銀で無口な高倉健」とは全く違っていて面白かった 生きている人間の言葉だ - 2025年6月22日
脳に悪い7つの習慣林成之読み終わった最近加齢で物忘れが増えたように感じていて脳に関する本を読んでみたかったので手に取った本 なんにでも興味を持ち前向きに捉えることで記憶力や発想力が増すことや、愚痴を言わないこと 自分の意見に固執しないように少し時間を置いてまた考えてみること など脳にいいこと悪いことがまとめられていてなるほどと思わされることがいっぱいだった 特に響いたのは「だいたいできた」「もうすぐ終わりだ」と思うと脳がブレーキを踏んでしまう 終わりに近くなった時こそ「ラストスパートだ!」と考えることが大事 という話 確かに終わりが近くなって失速しがちなタイプかもしれないなと反省したし今後はこれを取り入れてみたい 時間を置いてもう一回読もうと思う - 2025年6月12日
北欧こじらせ日記週末北欧部chika読み終わった前々からXで見ていたちかさんの本 パワフルな生き方に力を貰えたしところどころに挟まる写真を見ていたら私も行きたくなった 直行便で10時間というところもすごくよい...!(イタリア行った時長時間すぎてぐったりした) - 2025年6月12日
島々百景宮沢和史読み終わった積んでいた本を少しずつ読んでようやく読了。 おもしくないからではなくあまりに濃密で興味深い内容なので一日に二つずつ読み、書かれている音楽をできるだけ聴きながら噛み締めたら時間がかかった。 内容としては宮沢さんがかって訪れた日本や世界の島についての個人的なエピソードや歴史的背景についての話と、その島に関わりある歌の一節の紹介。 日本の様々なところに住んできた人生だけど県庁所在地ばかりで気がつけば島のことなどろくにしらないなと気が付かされた。 唯一知っているのは子供の頃に住んだ沖縄本島のことくらいかな。 数年とはいえ学校教育のなかで自然と島のことを学べたのは未だに豊かなことだったなと思う。 西日本の離島は行ったことのある場所も多いけれど東日本、特に北海道の離島などはいちども足を踏み入れたことがない。いつか行くことを目標にしたい。 様々に違う文化を持ち、けれど苦しい過去を糧に素晴らしい文化や愛が生まれてきたという点ではどこのシマの人も同じとも言える。 その一つ一つの違いを、けれどその中からどうしても生まれくる純粋で普遍的なものたちを、他人事では無い私と違って同じなものたちをもっと味わってみたいなと思った。 - 2025年5月25日
GREAT LIFE 一度しかない人生を最高の人生にする方法 プレミアムカバースコット・アラン,弓場隆読み終わった暇な時についスマホを弄りたくなったらKindleでこれを少し読んでやる気を出す という使い方をしてた 大きな何かを成せたわけではないけれどちょっとした家事とかがいつもより進むようになったかも ここには書きようがないけど今月はFGOの奏章Ⅳを読むので精一杯だったなw このまま次はヘブバンの5章も進めるので読書はもうちょっと先になりそう - 2025年4月27日
島々百景(2)宮沢和史読み終わった勿体なくて毎日少しずつ読み進めたけどついに読了 前作同様日本や世界の様々な島での自身の思い出や、苦難に満ちた歴史、人々の営みや歌についてのエッセイ 世の中は広くて知らないことだらけだなあとしみじみ 2はコロナ禍だったのでたびたびコロナの話が出てきてたった数年前なのに忘れてしまっていることが多いなあと感じた けして感染しなくなったわけでもないので気を引き締めないとな 私も島に出かけたくなって色々調べて伊豆大島に行こうかなあと画策している - 2025年4月6日
島々百景(2)宮沢和史読み始めた - 2025年4月2日
大切なこと内田彩仍読み終わった丁寧な暮らし系の本を読むのが好きなので気になって手に取った本。読んでから気づいたけど以前にもこの方の本読んでるな。 コロナ禍の暮らしについて書いてあってつい数年前のことなのに遠い昔のようにも感じつついまだマスクは手放せなかったり病気がいなくなったわけでもなく地続きだなあ。 できなくなったことを手放す、多分そう遠くない未来私もこういうことをしていくことになるんだろうなと思ったので読めてよかった。 - 2025年4月2日
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