夜啼く鳥は夢を見た

夜啼く鳥は夢を見た
夜啼く鳥は夢を見た
長野まゆみ
河出書房新社
1993年5月1日
3件の記録
  • ケイ
    ケイ
    @letter
    2026年7月23日
  • 夕灯
    @yuuhi
    2026年6月27日
    読了 26.06.29 初期の長野まゆみ作品に真相はない。 それを受け入れられる時とそうでない時があり、そのケースの違いは主に読み手である私自身の体調にある。 美しい時間を描くために作られた作品を読み、同じ時間の共有を願う、初期長野まゆみ作品はそういうことのために読むのだと思う。 それらを忘れて、「あの話はどんな話だったか」などと長野まゆみ本を持ち出してくる人間の欲しているものとは、おそらくノスタルジアである。 この本もまた、ノスタルジアを刺激する情景を持っている。謎は謎のままであり、登場人物たちの終端も匂わせられるだけ、本だけが終わっていくような話である。 ノスタルジアを求める人間がこんな風に置いて行かれるなら、それは夏の明るい夕暮れか一人きりの夜でなくては耐えられない。 見れば、この話もそういう夏の話だ。 逆算して、この本はそもそも夏の夕暮れを目指して読む本だったに違いない。 この本は、話の流れがとか登場人物の顛末がとか真相がとか言ってないで、ただ部屋に灯すフレグランスのように読むべき本に違いないのだ。 このコメントを読んだ皆さん、早く私をミュートしておいてください。
  • いつき
    いつき
    @itsuki
    2025年11月29日
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