くだんのはは (ハルキ文庫 こ 1-17)

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風邪ひき@damdamdan2026年3月25日読み終わった人+牛で『件(くだん)』。 災害の時に現れ、不吉な予言をすると言われる。 怪談小説として有名な小松左京のこの作品。いつか読もう読もうと思っていて、今日やっと読んだ。 意外だったのは、怪談の怖さを上回る、終戦間際の荒んだ生活描写の怖さ。バケモノも怖いがヒトも怖い。やがて辿り着くグロテスクな真実。そのグロテスクは外見か中身か。なるほど、一級の短編(中編?)でした。 ちなみに、本作の舞台は兵庫県芦屋だが、その後、阪神淡路大震災の時、復興工事のために兵庫県に行った土木関係の方々の中に『くだん』を見たという報告が何件もあるらしい。 追記 何気なく調べたら1970年代にも兵庫県の六甲山で牛女が出るという都市伝説が流行ったらしい。全部兵庫県なの、火のないところに煙は…て感じで怖いね







