ゼバスチアンからの電話新版

ゼバスチアンからの電話新版
ゼバスチアンからの電話新版
イリーナ・コルシュノウ
石川素子
白水社
2014年4月25日
3件の記録
  • こつ子
    こつ子
    @kotsuko12
    2025年9月29日
  • jyue
    jyue
    @jyue
    2025年9月16日
    9月某日 家族が、積読の多いわたしの本棚を『図書館』と呼んでいることを知り、なんとも言えない嬉しい気持ちになった。いつも本棚から読みたい1冊を選ぶとき、『美女と野獣』のベルが本屋で本を選ぶシーンを思い出す。昨晩から読み始めた『ゼバスチアンからの電話』が面白くて黙々と読む。もっと本を読みたいのに、意志が弱いからついスマホを見てしまい、流れた時間の長さにうんざりする。
    ゼバスチアンからの電話新版
  • 傘
    @umbrella__um
    2025年3月8日
    2000年代以前に書かれた話なのに、古さを感じさせない。 個人的には、はじめはゼバスチアンに対して「勝手な人だな」と思っていたのだが、読み進めていくうちに、ザビーネの彼に対する思いと同じくらい、ゼバスチアンがザビーネのことをどう感じていたのかが想像できるようになった。同時に、自分にも物語の始めの頃のザビーネ、もしくは母親のロッティと同じような考え方が気づかぬうちに内面化されていたことに、愕然とした。 知らぬ間に自らに植え込まれてしまった価値観の中から、本当の自分の意思を見つけ出し、それを抱えて立って歩こうとするザビーネを応援したくなるとともに、勇気づけられた一冊だった。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved