ボロ家の春秋

2件の記録
sataka@satakan_4432025年12月16日読み終わった作者の創作論が合わせて収録されていることを考えるに、作風の変化を主眼に置いた短編集だと思う。緊張感ある前半の作品と、小市民的な後半のそれには違った良さがあるが、共通した地名や比喩が双方に使われているのが面白い。
はなこ@eeyan_hon2025年12月13日読み終わった2025年、文学フリマ大阪に出店の落語家さん4名(笑福亭 智丸様、月亭 秀都様、桂 健枝郎様、笑福亭 笑有様)のそれぞれの日記収録『噺家日記』にて、笑福亭智丸さんが「梅崎、面白すぎる」と書かれてあり、気になって購入。 『黒い花』『零子』は、女の業が書かれてあり、文体も硬派でミステリータッチ。『ボロ家の春秋』は、すっとこどっこいの青年2人が同じ屋根の下で、ポコスカと口喧嘩してるお話。文体も、「典型的なウワバミ夫婦とでも言うべきでしょうねぇ」や「如何にも『聴取』とはピッタリした語感ですな』とか、文末がゆるい。1人の作家さんの作品で、あまりにも文体が違うことに驚き。