絶滅の牙

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コノハズク@yy7082026年1月18日読み終わった遺伝子操作で蘇らせたマンモスに1世紀前に死んだ生物学者の意識をアップロードするという、驚きの発想をもとにしたSF小説。 読み応えとしてはまずまずで、象牙で一攫千金を狙う密猟者の問題など社会的なことを扱ってはいるが、メッセージ性はそれほど強くないかも。 また、マンモスを守るための政治的葛藤や、親と子、恋人の関係も出てきて、ある意味成長と自立のストーリーとも考えることができる。 でも中編小説のためか、それらの部分はさらりと描かれているので、少し物足りない感じがしてしまった。 ただ、マンモスに意識を移植されたダミラの過去の記憶がしばしば描かれており、その部分については終盤に一抹の切なさを覚えたかな。 まぁ、ハリウッド映画を観るような軽い気持ちで読むにはいい本かもしれないですね。




