雪の火祭り
4件の記録
みつき@mitsuki-o2026年3月3日買った読み終わった文芸くまざわ書店@ 電車二〇二五年十月に河出文庫から出た『死まで』の陰鬱さは相当なものだった。その二ヶ月後に出たこの文庫も無茶苦茶暗い。中心となっているテーマは今回も家族の崩壊。その崩壊しかけた家族が新たな形をみつけていくような「星の夜の会話」(pp117-138)や、崩壊した家族を捨てて上京し自分なりの生き方を見つけていく表題作(pp149-287)にはわずかながら希望がのぞく。でも一番印象に残ったのは巻頭に置かれている主人公の自分勝手さが本当に酷い「緑雨」(pp7-39)。





