風の万里 黎明の空(下) 十二国記

風の万里 黎明の空(下) 十二国記
風の万里 黎明の空(下) 十二国記
小野不由美
講談社
1994年9月5日
5件の記録
  • こまち
    @komachi0319
    2025年7月5日
    7/4再読。 後半は一気に読めました。陽子と知らないうちに会っている祥瓊と鈴、そして乱を起こして平定するまでの展開が自然で素晴らしい。他の作品も、シリーズ全体も、話の展開が多層で伏線がしっかり張られていて読んでいて本当に楽しいです。 最後の初勅に至るまで、たくさんの出会いと乱に至るまでのあれこれから学んで強くなる陽子に、これで景麒も王朝に居場所ができるよねと思ってしまいました。 初読の時はそれほど気にしなかったけど、利権を争う官、回想の予王の政の様子や瑛州の州師が命令に従わなかった様子から、おそらく先王の時代から景麒はお飾りの宰輔だっただろうし、続けて似たような(と思われるけど実際は違った)女王を選んで風当たりも強かったはずなので。 とりあえず、再読でも景麒の「下僕が来た」で笑ってます。
  • K
    K
    @readskei
    2025年6月24日
  • こまち
    @komachi0319
    2025年3月13日
    3/12読了。 とっても良かった、これは名作ですね〜。 陽子、祥瓊、鈴がそれぞれの道を歩いて出会って、そこからラストまでの展開がちょっと水戸黄門的ではあるけど読了感が爽快でした。 街に降りて人々と共に戦って信頼できる仲間を得て帰還した陽子の初勅も本当に陽子らしくて良かった。『月の影〜』で延王が会ってすぐなのに陽子に向かって「王気を備えている」と言ったのも、新王に逃げられないようリップサービスだったわけではないのだなと再確認しました。 景麒が陽子と過ごして少しずつ変わっていくのも良かった。陽子は景麒に「麒麟とは思えないぐらいいやみだな」と言い、景麒は「主がとにかく頑固ですから、これくらいでいいんです」と言うのが良かった。この二人、お互いがお互いを振り回してなかなか良いコンビでは。 景麒は前王の治世が短期間で終わって、次の王に対してものすごく責任とプレッシャーを感じていただろうから、陽子に振り回されつつもホッとしていそう。 本筋に関係ないけど、陽子がすらりとした身なりが立派な男から「下僕が宿で待ってる」と伝言を受けて、その宿で待っていた景麒に「とんだお呼びたての仕方だぞ」と文句を言うシーンでめちゃくちゃ笑いました。
  • こまち
    @komachi0319
    2025年3月13日
  • さくら
    さくら
    @skr_tbs_hkt
    2025年3月10日
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