いなくなった私へ

7件の記録
Soy@soyneko2026年9月15日読み終わったaudible辻堂ゆめさんの作品が好きで、デビュー作とは知らずに、9/11にオーディブル配信開始されたので聴いた。人気シンガーソングライターの梨乃が、自分の自殺を報じるニュースを目にし、自分に何が起きたのかを追うSFミステリー。非現実的な設定は普段あまり得意ではないのに、オカルトチックな謎と事件がどう絡み合うのか気になり、夢中で読んだ。登場人物の感情もしっかり伝わってきて、最後は感動的。読後感も良く、すごく好き。これがデビュー作とは……え、すごい。


橘海月@amaretto3192023年3月12日読み終わった#ミステリ主人公梨乃は人気アーティスト、ある日気がつくと見覚えのない路地に倒れており、ニュースでは自身の自殺報道が…。周りは誰も梨乃本人だとは気づかず、普通の女性のように声をかけ接してくる。その中ある青年優斗だけが、彼女が生前の梨乃だとわかって…。 自殺とされている梨乃が、自身の死の真相を掴もうとして、巻き添えでなくなった少年いっくんも同様の状態となっていると知り、梨乃といっくん、優斗の不思議な連帯感が生まれる。実体はあるのに幽霊のような二人を、唯一現実の存在として支える優斗、それだけに彼の悲しい過去を知った衝撃は大きかった。 物語として色々突っ込みどころはあれど(実体はあっても戸籍のない梨乃といっくんは今後どうやって生きてゆくのかとか)一度死んだが幽霊ではなく、実体ある人間として全く別の人生を歩むのは青春小説として悪くないなと感じた。やたらと梨乃の美しさが強調され、十文字が作者に贔屓されてる感はあるが。




