真理とディスクール: パレーシア講義

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octo@mothmanoir2026年8月18日読み終わったフーコーが晩年に行った、パレーシア(真理を語ること/率直に語ること)に関する講義録。古代ギリシアの民会において自由市民が危険をその身に引き受けながら行なうパレーシアから、王を制す役割を担うパレーシア、生の技術(自己を統治する技術)としてのパレーシアまで。パレーシアという概念に注目することで、自己と真理の関係がどのように変化してきたかを探るフーコーの手つきが素晴らしい。古典的テクストの「読み」という点で比類なきものがある。講義録だけあってわかりやすく読みやすい。晩年のフーコーの関心に一気に迫っていける良書。 (それにしてもキュニコス派の哲学者たちの行動は現代アートにおけるハプナーのそれに近しいものがあると思った。)



