私は幽霊を見ない (角川文庫)

5件の記録
漆野凪@urushinonagi2026年1月20日読み終わったブックウォーカーの読み放題にて読了。 『ピエタとトランジ』の作者による怪談にまつわるエッセイ。 読みやすくて軽快でどことなく人柄を感じさせる文体が素敵で、読んでいてずっと楽しかった〜! 個人的に国立民族学博物館に白い犬の霊が出る話と、エア猫を飼っている話が好き。 きっとこの本を書いている人は「幽霊と人間の感覚が地続きで繋がっている人」なんだな〜と感じたのが、なんだか面白かった。わたしは人間が幽霊になると理解はしているものの、どことなく別種のような認識をしていたので……。 作中にユーフォルビア・ホワイトゴーストという植物が出てくるので調べた。あまりに人の気配を感じる植物でよかった。 「酒の席で、私はべそをかいた。私もツイッターで猫の写真を流して自慢したいよう、と嘆き、死んだ猫が来たら心霊猫写真撮ってインスタグラムでおしゃれに加工するねん、と夢を語った。」←あまりにかわいらしくうれしい文章
