

漆野凪
@urushinonagi
桜庭一樹さんと柚木麻子さんとくどうれいんさんが好き
- 2025年5月11日きのこの自然誌小川真買った
- 2025年5月11日すばらしき新式食 SFごはんアンソロジーカシワイ,人間六度,新井素子,椹野道流,深緑野分,竹岡葉月,辻村七子,青木祐子,須賀しのぶ買った
- 2025年4月15日これが最後の仕事になる五十嵐律人,呉勝浩,宮内悠介,小川哲,秋吉理香子,講談社気になる
- 2025年4月15日魚毒植物盛口満気になる
- 2025年4月15日民俗学入門菊地暁気になる
- 2025年4月15日
- 2025年4月15日批評の教室北村紗衣気になる
- 2025年4月15日読まれる覚悟桜庭一樹読み終わったとても良かった。小説を読まれるとどのようなことが起こりうるのか、やさしく読みやすい言葉で誠実に語られている。終盤、タイトルである『読まれる覚悟』へ収束していく様子も爽快で気持ちよかった。 「わたしは、職業としての小説家である以上は、荒唐無稽でも、机上の空論でも、実現不可能な綺麗事でも、幼さが残る理想論でも、このような主張をする義務をもつときがあると思っています。 「それでも暴力をなくさなければいけない」と。」(p.35)から滲み出る、桜庭一樹さんの誠実さと小説家という職業に対する責任感が好きで、安心できて、だから私はこの方の小説を好んで読んでいるのだなと腑に落ちた。 「最近、アップデートって、「新しいものをインストールする」というよりも、「自分が間違っていたことを理解する」ことなのかな、と思うんです。」(p.163)という言葉にも、誠実さが表れていると思う。はたしてそのようなとき、私は間違いを認められるだろうか。きっと難しいだろう。間違いを認めてそれを正せるような誠実な人間でありたいと、常に願っている。 批評についても取り上げられていた。私は批評のことがよくわからないので入門書を読んでみたいのだけれど、引用・参考文献として挙げられている北村紗衣『批評の教室』、廣野由美子『批評理論入門』が気になっている。しかし、まずは手元にある北村紗枝『お砂糖とスパイスと爆発的な何か 不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』から手をつけてみたい。
- 2025年4月14日
- 2025年4月14日おいしくってありがとう 味な副音声の本平野紗季子気になる
- 2025年4月14日
- 2025年4月13日ビューティフルからビューティフルへ日比野コレコ気になる
- 2025年4月13日すばらしき新式食 SFごはんアンソロジーカシワイ,人間六度,新井素子,椹野道流,深緑野分,竹岡葉月,辻村七子,青木祐子,須賀しのぶ気になる
- 2025年4月6日動物には何が見え、聞こえ、感じられるのかエド・ヨン,久保尚子気になる
- 2025年4月4日安房直子コレクション(5)安房直子読み終わった副題が「恋人たちの冒険」だったので恋愛に関する童話が出てくるのだな、と身構えていたら全て異類婚姻譚で、素敵な本だった。 安房直子さんの紡ぐ文章が毎回すてきで、読んでいるとどきどきする。 今作では「天の鹿」の冒頭の「牡鹿の鳴き声にそっくりの鹿笛は、山の紫の花々をふるわせ、すすきの白い穂の上をわたって、ひと山もふた山もこえたところにいる牡鹿を、おびきだすのでした。」(p.10)という文章が特に好き。 「あるジャム屋の話」の、鹿の娘がジャムを紅茶に入れてロシア紅茶にするシーンなんて、口の中にロシア紅茶の味がしてくるようだった。 『安房直子コレクション』は7巻まで出ているので、残りの2巻を読むのが今から楽しみだ。
- 2025年4月1日世界のへんな肉白石あづさ読み終わったかつて読んだ食を通じて世界の異なる文化を見ているようで面白い一冊。 ジビエのウサギやライチョウはレバーや魚のハラワタのような苦味があるらしく、苦い肉とは一体どんな味なのだろうと想像を掻き立てられる。ヨロイナマズの味噌汁は、身が濃厚でもっちりかつアボカドのようなねっとり感があると記されていて興味を惹かれる。白子と形容されるヒツジやヤギの脳みそも、きっと淡白だけど旨みがあってふわふわとしていておいしいのだろう。 個人的には「日本のおでん屋で白子を食べるたび」という記述が強く印象に残っている。おでん屋さんってそんなに多種多様な具材があるものなのか。おでんに白子が入っている様子の想像がつかない。 結局は、自分が属していると思っている文化圏の予期しない細かい差異が、一番衝撃なのかもしれない。
- 2025年4月1日夜中にジャムを煮る平松洋子気になる
- 2025年4月1日今日もごちそうさまでした角田光代気になる
- 2025年4月1日残るは食欲阿川佐和子気になる
- 2025年3月29日
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