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漆野凪
漆野凪
漆野凪
@urushinonagi
桜庭一樹さんと柚木麻子さんとくどうれいんさんが好き
  • 2025年8月25日
    みんなどうやって書いてるの? 10代からの文章レッスン
    みんなどうやって書いてるの? 10代からの文章レッスン
    文章を書きはじめるときにどうしたら書き始められるのか、またどうしたら書き続けられるのか、といったことが様々な著者の視点で語られている。文章を読んでいる最中から、自分でも文章を書きたくなる本だった。 「他者の目や声があるから書き続けられる」という記述が想定より多かったのが意外だった。文章を書く人について、自分との対話として文章を書いているのではと思っていたからだ。 書くことについて記述されているので、言葉が完全ではないことも、言葉が持つ有害性についても言及されているのが良かった。どうやら私はこの「言語化の功罪」に興味があるらしい。 私は言葉の力を信じている。だからこそ積極的に、なるべく物事に近い形になるようにと言語化を試みている。その過程で言語の形に押し込めてしまう暴力性というのは発生するし、言葉にする過程で切り捨ててしまうものも発生する。言葉を愛しているゆえに、言葉の暴力性とそれが切り捨ててしまうものを、常に見つめていかなければならない。
  • 2025年8月19日
    ウミウシを食べてみた
    ウミウシが好きすぎて社会人になってからウミウシに関する研究で大学院を卒業した著者が、ウミウシの出会いや生態、はては食レポまでを記した一冊。 ウミウシの体に関する記述が少し難しかったけれど、エッセイ的な部分は楽しく読むことができた。ウミウシの幼生であるヴェリジャー幼生には殻があると知って驚きだったし、ウミウシの味についての描写では知的好奇心を刺激された。 また、解剖の道具として丸い割り箸に虫ピンをつけたものを使っているらしいのだが、その割り箸がほっともっとのものが一番具合がいい、という旨の記述がされていて、よくわからない親しみを覚えた。こういう生活に密接な情報が読んでいる本から出てくると、とても嬉しい気持ちになる。
  • 2025年8月5日
  • 2025年8月4日
    四維街一号に暮らす五人
    四維街一号に暮らす五人
  • 2025年8月4日
    育ちすぎたタケノコでメンマを作ってみた。
    面白かった。サブタイトルにもあるように、実はよく知らない植物を育てたり、採ったり、食べたりする本。ユウガオから干瓢を作ったり、どんぐりから韓国冷麺を作ったりする様子が記録されている。 言葉選びが面白くて好きな箇所がいくつかあった。オカヒジキの天ぷらに対して「風味が綺麗に飛んで食感だけが残り、骨格だけのかき揚げみたいになった」と表現していたり、クズの断面を生の焼き芋みたいな香りと形容しているところがお気に入り。私は通常では結びつかない単語たちを結びつけることにより、キャッチーさとあり得なさがあるものの想像力を掻き立てられるような表現が好きなのかもしれない。
  • 2025年7月27日
    いちばん親切な西洋美術史
    いちばん親切な西洋美術史
  • 2025年7月27日
    ショートケーキは背中から
  • 2025年7月27日
    妖怪を名づける
  • 2025年7月27日
    名探偵の有害性
  • 2025年7月27日
    旅が好きだ!
    旅が好きだ!
  • 2025年7月27日
    ウミウシを食べてみた
  • 2025年7月27日
    ネット怪談の民俗学
  • 2025年7月27日
  • 2025年7月27日
    中国怪談集
    中国怪談集
  • 2025年7月27日
  • 2025年7月27日
  • 2025年5月11日
    きのこの自然誌
  • 2025年5月11日
    すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー
    すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー
  • 2025年4月15日
    これが最後の仕事になる
    これが最後の仕事になる
  • 2025年4月15日
    魚毒植物
    魚毒植物
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