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- 虫の息太郎@pampapam_13322025年3月11日かつて読んだ大好きな本ようやく登録できることが嬉しい本、映画化しているらしいので後で見てみたい。違和感なく読み進められる素晴らしい翻訳でした。 悲しい物語を読んでも復帰可能な精神状態にあり、「本屋もない海辺の田舎町で主人公が本屋を開く」という筋書きに興味を持った本好きにおすすめ。 寂れた海町ハードバラでの生活描写をはじめ、年齢も性別も関係なく優しい人は優しいし、そうでない人はそうでないという著者の書き方が誠実。ほとんど本を読まないアルバイトはある意味理想的な書店員などユーモアがてんこ盛りで、じんわり感動する場面やリアルな後悔に駆られるシーンも多々あり、オチで精神をボコボコにされ、主人公のみならず読んでる私まで一緒に励まされ、また落ちこんだ。 個人的には物語が終わった後でもまだ逆転できそうな伏線がいくつも散りばめられているのでブックショップ2に期待。刊行待ってます。 同著者の「テムズ河の人々」はプレミア付いてて手を出せないので復刊してくれ〜