象徴天皇の実像 「昭和天皇拝謁記」を読む

7件の記録
隅田川@202506282025年10月19日読み終わった電子書籍詳細より 昭和天皇と側近たちとの詳細なやり取りを記録した「昭和天皇拝謁記」。貴重な史料からは、政局や社会情勢、戦争について饒舌に語る昭和天皇の等身大の姿が浮かび上がる。歴史上はじめて象徴天皇となった人物の言動とは、いったいどのようなものだったのか。私たちにとって「象徴」とは何なのか。第一人者による天皇論。
朝@asa_3332025年3月23日読み終わった天皇制を守り続けたいという人たちはなんでそう思うんだろうっていう疑問と、戦後天皇制を廃するとしたらどのようにし得ただろうかという疑問があって、その一環で手に取った。 いろいろおどろいたことはあったけど、やっぱり王だったんだなーということに驚いている。国民に対する戦争責任を口にするのは違うと思っていたこと、朝鮮半島に対する認識、皇室の中の女の扱われ方(産むと血の穢れという点でしか言及されない)、あとは、昭和天皇自身が血だけで判断して欲しくない(天皇それぞれの能力がある)とおもっていたこと、なども。 やっぱり、そこに生まれたからその役割と固定されるのはおかしいと思うな。天皇制を維持することは、誰かに子を産むことを強いることでもあって、それを強いている側に立っている状態はいやだなということも、改めて思った。




