(016)妖 (百年文庫)

(016)妖 (百年文庫)
(016)妖 (百年文庫)
坂口安吾
檀一雄
谷崎潤一郎
ポプラ社
2010年10月12日
4件の記録
  • aaa
    @aaaa_0419
    2026年2月19日
  • 月と星
    月と星
    @moon_star
    2026年2月9日
    3作品とも好きだった この安吾は読みやすい 谷崎作品はたくさんは読んでないがこれは好き。 切ないじゃないか
  • こま
    @koma_mo26
    2026年1月10日
  • 色々な作家に触れる手っ取り早い方法として百年文庫の読破を目指している(2年で16冊なので、たぶんあと11年かかる…) ○坂口安吾「夜長姫と耳男」:仏師?彫刻師?の見習いである「オレ」が、老いた師匠の代わりに「夜長姫の屋敷」に招かれるところから始まる。最初は純真爛漫なように見える夜長姫だが、だんだんとそのヤバさが現れ出てきてヤバい。サイコパスっていうか、純粋な残忍さっていうか。全く本心が掴めない人物である。 ○檀一雄「光る道」:これも姫様と男の物語。宮廷の衛士の男が三の姫宮に頼まれて二人で宮廷を抜け出し東国へと向かう。姫様を負って夜を超え走り続けた男は沼のそばのあばら家にたどりつく。姫様は初めて見る庶民の暮らしや物に無邪気に興味を持つのだったが……。最後の最後でやっぱり残酷な純粋さが出てくる物語だった。 ○谷崎潤一郎「秘密」:女装に目覚めた男が街へ繰り出していく。かと思いきや、かつて船上で出会った女と再会し、目隠しをされて連れて行かれた屋敷での逢引を重ねる。耽美な雰囲気が漂ってきたなと思っていたら急にLove adventureとか出てくるのはずるい。 最後の最後は女があくまで秘密にしようとしていたところを暴いてしまって興醒めて棄てるみたいひどい終わり方なのだが、それでは満足できなくなった男は「血だらけな歓楽を求めるように傾いて行った」。不穏だなぁ。 全部、妖しい女の話だったな。妖怪とか出てくるのかと思ったのに。まあ、夜長姫は妖怪じみていたが……。 こういう類の妖しさってやっぱり男性作家の書く女性像だよなあと思う。
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