給仕の室

給仕の室
給仕の室
中央公論新社
中央公論新社
2022年8月23日
3件の記録
  • みつき
    みつき
    @mitsuki-o
    2026年3月21日
    日本近代プレBLってなんだそれは? と思いながら手に取った。編者は中央公論新社となっており、誰かよくわからない方(方々?)による編集付記(p6)に「(前略)本書では編集の便宜上、主に男性作家によって書かれた一九〇〇年代前半の小説作品を『プレBL』という語でまとめていますが、この呼称は、(後略)」云々とプレBLなる語についてごちゃごちゃ書いてあるのだが、読んでもよくわからない。収録されている作品には痛々しいものが多い。室生犀星「お小姓児太郎」(pp135-149)で少年弥吉のお尻に馬刺剣が突き立てられる場面には、読んでいてウッとなってしまった。解説を書いている佐伯順子は「(前略)男どうしの欲望が暴力や放蕩などの反社会的要素と露悪的に結びつくのは(後略)」(p345)とこれまたごちゃごちゃ分析してみせるが、全くピンとこない。そんな格好いいものではなく、ただの虐待ではないか。後半に収録された作品群の方が好みで、特に巻末に収められた山本周五郎「泥棒と若殿」(pp299-341)のほのぼのしんみりとした味わいに救われる。
  • みつまめ
    みつまめ
    @mithumame
    2026年2月3日
    前半が恋愛や性愛について、後半はオタク用語でいうところのクソデカ感情について。個人的には後半の作品群の中に惹かれるものが多かった。タイトルになっている日下シンの『給仕の室』は一方的なサディズム描写がエグくて悲しい気持ちになった。 室生犀星『お小姓児太郎』と『美小童』、小川未明『野薔薇』、岡本かの子『過去世』、山本周五郎の『泥棒と若殿』が個人的に好き。
  • 穂
    @0209
    1900年1月1日
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