

みつまめ
@mithumame
図書館で借りることが多いです。読書仲間ができたらいいなとゆるく思ってます。
- 2026年5月23日
夜歩く 金田一耕助ファイル 7横溝正史借りてきた読み終わったそういえば金田一耕助の映画はいくつか見たことがあるが、原作は読んだことがない。どうせなら映画では見てない作品がいい……ということで、評判のいいこちらをチョイス。 金田一耕助が登場するのは後半になるが、前半部分も息をつかせぬ展開の連続だった。怪奇小説好きにはたまらない要素も沢山出てきて終始だれずに読んだ。 以下ネタバレになるが、主人公と直記の関係性は個人的に熱いものがあった。 かねてから復讐とは相手のことを一番に考えて生きることで、それは恋と似ているのではと思っていたが、本作はまさにそんな感じだった。 主人公目線でしか語られないので、直記や八千代が何を思っていたのかとても気になる。 - 2026年5月21日
倫敦スコーンの謎米澤穂信読み終わった大好きな小市民シリーズ、今回は短編集仕立て。色んなデザートが出てきて楽しい。暑くなってきたのもあり、ジェラートが食べたくなった。 小山内さんは他の話に比べると割とおとなしめで、どちらかというと小鳩くんの気になったものは解き明かさないと気に食わないという面倒臭い(褒めてる)ところがよく出ていた。 高品質なミステリと軽快な会話のやり取り、そして後味の悪さ。求めていたものが得られて満足です。 - 2026年5月10日
黒牢城米澤穂信借りてきた読み終わった米澤穂信の書いた本はいくつも読んで来たけれど、時代小説には不慣れなので避けていた。 ただ6月に映画化すると聞いて改めて調べると、面白そうな話だと思い直し手に取った次第。 慣れない単語や言い回しにつっかかりながらも、さすがの米澤穂信で、思ったよりスルスルと読めた。 展開もミステリー仕立てなので、先を捲る手が止まらなかった。 私は戦国時代の武将たちを華々しく英雄として扱う風潮が嫌いで、米澤穂信のことだから違うだろうとは思いつつ、この物語もそうだったらどうしようと思っていた。 結論として『黒牢城』は違った。 凶事が因果を作り、因果が凶事を起こして、それがまた因果を生む。 いかなる大義名文を語ろうと、戦争とは所詮人殺しにすぎないんだという考えを改めて深めた。 特に印象に残ったのは、最後に千代保が仏教を語るところだ。 「民衆は輪廻転生を仏に祈るのではない。今の苦しみが死んでからも続くことのないように、極楽浄土という無に魂が導かれることを祈るのだ」 戦乱の世、抗う力もなくただ振り回されるしかない平民にとって、彼女が厚く慕われるのも納得だと思った。 最後の官兵衛が残した心得は、この物語を読んだ者には身に沁みるのではないかと思う。 映画もいい出来になるといいな。 - 2026年4月13日
文章の書き方辰濃和男読み終わった文を書くのが好きなのに、そういえば文章の技術書や指南書を全然読んだことがない。調べたところ某所で本書がおすすめされていたので手に取ってみた、というのがきっかけ。 冒頭から整えられた文章で書き綴られており、指南書としての説得力を感じながら読み進めた。 色々な文献から作者の思ういい文章を引っ張って、どのように秀でているかをできるだけフラットに説明してくれるので、まるで大学で講義を受けているような気分になった。 最近出版された本ではないが、内容に古さは感じない。 人や事との向き合い方についても考えさせられる、真摯な指南書だと思う。 - 2026年4月13日
町内会死者蘇生事件五条紀夫借りてきた読み終わったあらすじとタイトルからコメディ系サスペンスかと思いきや……最後はやりきれない気持ちにさせられた。 魂玉という厄介な代物が消えたのはよかったが、先代住職も主人公も報われず、残された人のことを思うと辛い気持ちしかない。 蘇りのシステムはゲーム的で面白く、途中秘術を使った駆け引きにもワクワクした。また、何度もあの世とこの世を行き来させられる栄作さんは不憫さと可笑しさがあって良い。 中盤あたりから真面目な話になり、ジャンクさを期待していた自分は少し寂しかったが、読んでいて楽しかったので結果オーライ。 - 2026年4月12日
言語化するための小説思考小川哲借りてきた読み終わった最近よく聞く言語化。この本で言及される伏線という言葉と同じく、言語化という言葉の意味も人によりきりで、正直あまりピンと来ない言葉だと思ってる。 ただこの本は言語化とタイトルをつける他にないと思う。作者の小説に対する思考を言語に落とし込んだ本としか言いようがないからだ。小説家でもあり、小説の研究者でもあるのかもしれない。 個人的には正解がないことを正解がないと言ってるところが好きだ。 借りてきた本だが、手元に置いておきたいと思う内容だった。最後の小説も内容のおさらいになっていて、面白かった。 - 2026年4月12日
medium 霊媒探偵城塚翡翠相沢沙呼借りてきた読み終わった違和感が露骨だったので犯人の予想はできていたが、まさかそこまでがひっくり返されるとは。 作中で感じる不快感が最終的に反転して、爽快なものになる仕掛けが面白かった。 ただ個人的に城塚翡翠にそこまで魅力を感じなかった。リアリティを感じないからなのかと思ったが、もしかしたら同性だからかもしれない。 - 2026年3月24日
アリス殺し小林泰三借りてきた読み終わった面白かった。特殊な設定、特殊な会話なのに読みやすかったのも驚き。 凄惨な描写や犯人の残虐さに腹が立って読むのが少し辛い部分もあったが、展開と癖のあるキャラクターに引っ張られて最後まで一気に読んでしまった。 他の作品も気になるので、今度読んでみようと思う。 - 2026年3月20日
鎌倉怪談神沼三平太借りてきた読み終わった土地柄として武士の話が多いのは想定内とはいえ、鎧武者が出てくるばかりであんまり面白味はない。歴史にあまり興味のない一般人(著者のことではなく)にとって、武士=鎧武者というイメージが強すぎるのだろうか? 仏像の裏に霊が集まってる話はなんとなく納得してしまう可笑しさがあって良かった。 同著の湘南怪談の方が個人的にはバラエティ豊かだったかな。 - 2026年3月1日
探偵小石は恋しない森バジル借りてきた読み終わった序盤は不安を覚えたけれど続きが気になる構成とまさかの展開で楽しかった。 ラストもここまで読み進めた読者なら納得するだろうオチで、この一冊で綺麗にまとまっているのが良い。 ただあまりにもまとまりすぎていて、もっと暴れて欲しいという気持ちもある。 - 2026年2月13日
- 2026年2月3日
探偵小石は恋しない森バジル気になる - 2026年2月3日
体力おばけへの道 頭も体も疲れにくくなるスゴイ運動國本充洋,澤木一貴気になる - 2026年2月3日
給仕の室中央公論新社借りてきた読み終わった前半が恋愛や性愛について、後半はオタク用語でいうところのクソデカ感情について。個人的には後半の作品群の中に惹かれるものが多かった。タイトルになっている日下シンの『給仕の室』は一方的なサディズム描写がエグくて悲しい気持ちになった。 室生犀星『お小姓児太郎』と『美小童』、小川未明『野薔薇』、岡本かの子『過去世』、山本周五郎の『泥棒と若殿』が個人的に好き。 - 2026年2月3日
流浪の月凪良ゆう気になる - 2026年2月3日
- 2026年2月3日
それ、すべて過緊張です。奥田弘美借りてきた読み終わった医療的な観点から緊張をとる方法について。いい意味でも悪い意味でも当たり前なことしか書かれていないので、医者に診てもらった気分になる。 ただ、その当たり前をやりたくてもできない環境や資質がある人にとっては逆に読んでて辛くなってしまう可能性あり。 参考程度の軽い気持ちで読んだ方がいいかもしれない。 - 2026年1月29日
湘南怪談神沼三平太借りてきた読み終わった都市伝説から民族的な伝承まで幅広くのってるので飽きない。筆者のこだわりなのか分からないけど、語り口が割とあっさりしてるところも良い。個人的に一番ゾッとしたのは修道院跡地の話。因縁なんてなくてもいる所にはいるんだ、という話の締め方が好き。 - 2026年1月18日
イン・ザ・メガチャーチ朝井リョウ気になる - 2026年1月17日
タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集ー坂口安吾,小栗虫太郎,折口信夫,江戸川乱歩,泉鏡花,芥川龍之介借りてきたまたいつか『浮舟』は馴染みのない言葉が多すぎて頭がパンクしかけたためギブアップ。また、返却期限がきたために『白蟻』は途中まで。いつか再チャレンジできたら。 瑞々しい文体から紡がれる禍々しいけど魅力的な話が沢山読めて良かった。特に『芋虫』、『刺青』、『瓶詰地獄』が好みだったので今度はアンソロジーではなく作家ごとに個別に読んでみようと思う。
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