井筒俊彦 起源の哲学
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octo@mothmanoir2026年7月22日読み終わった2006年〜2023年の間に発表された、著者の井筒俊彦に関する文章をまとめた本。二人の師(西脇順三郎と折口信夫)からの影響(呪術と論理という言語の二つの側面)や、哲学や文学、宗教の発生の基盤としての「憑依」、などなど、井筒俊彦の思想を貫くモチーフが細かく解説されている。 井筒と第二次世界大戦との関係についても詳しく書かれており勉強になった。 全体を通して井筒の著作の中では『神秘哲学』と『言語と呪術』にかなり重きを置いている印象。著者の批評的関心に引っ張られた本ではあるが、井筒思想の根本を掴むのにとても良い本。



