利休にたずねよ

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Tama^2@Quo_vadis2026年6月13日読み終わった歴史小説のようなものは、ふつに読まないのだが、そんな自分でも楽しんで読めるので、直木賞受賞作というものはすごい。 まるで古典の授業で扱う昔話を現代語訳したように感じるほど、安土桃山時代の雰囲気が伝わってくる文章表現で、非常に雅。自分って古典の授業好きだったなと思い出した。 利休が切腹してから、時系列は遡るように話しはすすみ。利休の生涯から、彼の美意識の原点を描き出そうとしている。 豊臣秀吉と不仲になった晩年から、秀吉と反対の性分のように感じるが、実は非常に似た者同士だったという作者の解釈は面白い。 ワビサビの枯れた印象が一般的な利休を再解釈して、非常にギラギラして精魂たくましい利休像を描いており、面白かったです。そりゃギラギラしてないと、戦国の世で歴史に名が残らないかもと。一人納得。

