大使とその妻 下

大使とその妻 下
大使とその妻 下
水村美苗
新潮社
2024年9月26日
4件の記録
  • 下巻は大使の妻の生い立ちについて語られ、再び軽井沢の日々、そして最後に現在、という流れ。 大使の妻、貴子が軸となって話が進むが、貴子をはじめとして、大使、語り手、貴子に関係する人々の人柄が説明的ではなく、読み進んでいくうちに自然にわかってくる感じだったのでとても読み進めやすかった。 源氏物語、和歌、失われた時を求めて、の素養があれば(わたしはとりあえずの知識しかないけれど)貴子や語り手の喪失感についてもう少し深く読めたのかもしれないが、読んでいてわからなくて止まってしまうということは全くなかった。 充実した読書時間でした。
  • Tomoko
    @tomoko77
    2025年5月26日
  • okadaic
    okadaic
    @okadaic
    2025年3月30日
  • 青を踏む
    青を踏む
    @tousei21
    2025年3月14日
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