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くんちゃん
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@soup0055
  • 2025年10月5日
    図書館を建てる、図書館で暮らす
    カラーや白黒の写真も多く、その書棚についての解説もあり(写真では本の背表紙がしっかりわかる)、いろんな分野の個人のものと思えない蔵書量に驚いてしまう。 かつて九州大学で使われていた歴史的価値もある重厚な木製書架に、パッと見雑然と詰め込まれているかに見えて、当然そんな訳はなくご本人の考えのもと分類し並べられている本は棚にしっくりと馴染んで、一冊一冊が自己主張しているというか生き生きとしているように見えました。 第二章では山本さんの本へ溢れる愛が熱くかたられていた。
  • 2025年10月2日
    サイレントシンガー
    ひさしぶりの小川洋子さん。 通勤電車の中で読み始めた。 内気な人たちの"アカシアの野辺"、そういう閉ざされた世界にたまらなく惹かれます。 どんな展開になるのかワクワクします。
  • 2025年10月1日
    夜に星を放つ
    あまり恋愛に寄った話じゃない方がわたしは好き。 装丁の絵の子どもは『星の随に』の想くんかな。装丁がすてきです。
  • 2025年9月23日
    ふらんすの椅子 (四月と十月文庫)
    帰省の電車で読み始め、読み終わった。 難しい言葉や言い回しもなくてさらっと読めるけれど、軽くはなくて、気持ちの表面からもう一つ深い層にじわっと沁みてくる感じがした。 p32『誰もそんな質問はしないし、される予定もないけれど、自分のなかにその答えが準備されているというだけでいいのである。』 p99『道くさは旅のはじまり』 電車の旅のお供にぴったりだった。
  • 2025年9月20日
    ドキュメント・クマから逃げのびた人々
    図書館に他の予約本を受け取りに行った時に、新刊本の棚にあるのが目に留まり借りてきた。 痛みとか血とかに極端に弱いわたしには想像力を発揮して読まない方がいい部分もありましたが、クマに襲われた本人の話には引き込まれるものがあり、ここ最近で一番集中して読んだ本かも。 体験談だけでなく、最新のクマ周辺事情などもわかりやすく書かれており、興味深く読むことができた。
  • 2025年9月15日
    魔女たちのアフタヌーンティー
    登場人物みんなそれぞれに事情がありますが(魔女と呼ばれる女主人にさえ)、最後まで安心して読み進められました。 お茶についての豆知識的な記述もありますが、話の流れを遮ることなく、さらりと読めました。 ゆったりとお茶をいただく時間は大事ですね。 紅茶とコーヒーでは全く違う話になるのだろうな。
  • 2025年9月6日
    街角には物語が・・・・・
    街角には物語が・・・・・
    この本の挿絵を描いた出久根育さんの昨年の展覧会で購入。 高楼方子さんの物語はずっと気になる存在でしたが、児童書の作家ということで、これまできちんと読んだことがありませんでした。 でも少なくともこの本に関しては、大人のわたしが読んでも楽しめるもので、むしろ大人向けのように感じました。 それでもやっぱり小学生の頃に高楼方子さんの本に出会いたかったな、と思います。年齢的にちょっと無理があるんだけれど。 挿絵があるとちょっと嬉しい。それが物語にぴったりだとなおさらです。
  • 2025年9月2日
    ばにらさま (文春文庫)
    “初”山本文緒は『無人島のふたり』で、エッセイしか読んでいないのもどうかと思って、手にとってみました。 短編だけれどしっかり中身がつまってる感じがしました。 どの話もどこかやるせない気持ちにさせられましたが、こういう読後感は嫌いじゃないです。
  • 2025年8月31日
    橘の家
    橘の家
    不穏で生々しくて。 囚われてしまう怖さ。
  • 2025年8月24日
    しずかなパレード
    図書館で予約してから手元にくるまで少し時間が経っていて、読みたい旬が過ぎていたこともあったため、読み始めはあまり気分が乗らなかったけれど、読み進めるうちに面白くなってきて、一気に読み終えた。 話の背景には晶の失踪がずっとあるけれど、晶が実際出てくるのは始めだけで、その後は彼女に関係する人々の話となる。 高校生になった娘の結生が強気で真っ直ぐな感じがなんだか眩しい。
  • 2025年8月13日
    四維街一号に暮らす五人
    四維街一号に暮らす五人
    以前から"台湾"が気になっていて手に取った本。 わたしは翻訳小説は「なんだか読みにくいなぁ」と感じることがしばしばあるのですが、これはそういう違和感を感じることなく読むことができました。 いろんな中国(台湾)料理、薬膳料理が出てきて、知らない料理もたくさんあるのだけれど、なんだか滋養がついて心も体も元気になりそうなのは伝わってくる。 ストーリーも心が温まって元気になる感じです。
  • 2025年8月10日
    自分は「底辺の人間」です 京都アニメーション放火殺人事件
    読みやすいのでどんどん読んでしまう反面、ずっと読むのはしんどくて、休み休み読了。
  • 2025年8月3日
    おだまり、ローズ
    おだまり、ローズ
    子爵夫人付きのメイドが語る『ダウントン・アビー』の世界。 淑女の枠に収まらない女主人と、ただの忠実な使用人でないメイドとの間にある愛情と信頼関係の上に成り立つ様々な出来事、やりとりが描かれていて、とても興味深く読めました。お屋敷の生活の描写も楽しかったです。 【・・・ダイヤモンドは奥様のお気に入りの宝石でした。いつだったか、何かの催しのために盛装された奥様が、こちらに向き直っておっしゃいました。「どう見えて、ローズ?」即座にぴったりの答えがひらめきました。「カルティエの店先ですね、奥様」】 それにしても使用人の数がすごい。(使用人の系統図あり)優秀な執事が必須ですね。こちらに関しては同著者の『わたしはこうして執事になった』があるようです。
  • 2025年7月30日
    傷のあわい
    傷のあわい
    最近図書館本の返却期限に追われることが多く、あまりじっくり読むことが出来なかったが、そのなかで『パレスチナ』が印象深かった。
  • 2025年7月3日
    大使とその妻 下
    下巻は大使の妻の生い立ちについて語られ、再び軽井沢の日々、そして最後に現在、という流れ。 大使の妻、貴子が軸となって話が進むが、貴子をはじめとして、大使、語り手、貴子に関係する人々の人柄が説明的ではなく、読み進んでいくうちに自然にわかってくる感じだったのでとても読み進めやすかった。 源氏物語、和歌、失われた時を求めて、の素養があれば(わたしはとりあえずの知識しかないけれど)貴子や語り手の喪失感についてもう少し深く読めたのかもしれないが、読んでいてわからなくて止まってしまうということは全くなかった。 充実した読書時間でした。
  • 2025年6月28日
    大使とその妻 上
    この前に読んだ『火山のふもとで』に続き軽井沢が舞台の話。 ずいぶん前に著者の『母の遺産』だったかを読んだ記憶があり、内容はほとんど覚えていないのだけれど、長編で読み応えありとは思っていたので図書館で予約してようやく順番がきました。 期待に違わず、長編小説って感じで面白く読み進んでます。 下巻も一緒に借りてきていて返却期限が迫っており、ちょっと焦っています。 軽井沢に別荘などあって読書に耽れるといいのだけれど…
  • 2025年6月28日
    ワンルームワンダーランド ひとり暮らし100人の生活
    ワンルームワンダーランド ひとり暮らし100人の生活
    図書館の予約本が立て続けに順番がまわってきて、ざっとではあるけれど読了。 一人暮らしの部屋って、家族とか自分以外の誰かと住んでる部屋と何かが違う感じがします。広さとかそういうこととは関係なく。 本棚のある風景っていいですね。
  • 2025年6月17日
    火山のふもとで
    こんなに情景描写の多い小説を読んだのは久しぶりな気がする。 時代もあると思うけれど、みんな言葉遣いが丁寧。 藤沢さんは『西の魔女が死んだ』のまいのおばあさんのイメージ。園芸家はわたしの憧れの仕事。 読み始めから雪子は先輩なのになぜ『さん』づけではないのかとモヤモヤしていたのだけれど、最後のほうでようやく納得、わたしの察しが悪すぎ!でした。モヤっとしたまま終わらなくてほっとした。
  • 2025年6月4日
    となりの脳世界
    となりの脳世界
    それにしても村田沙耶香さんは子どもの頃の事をよく覚えているなーと思った。 わたしはそんなに詳細覚えてないので、不思議でもあり、羨ましくもあります。
  • 2025年5月29日
    毎日世界が生きづらい
    夫が妻にイラつく気持ちが少しわかる。 でも不機嫌な夫が家にいるのはやだなー。
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