花のズッコケ児童会長

花のズッコケ児童会長
花のズッコケ児童会長
那須正幹
ポプラ社
1987年12月1日
3件の記録
  • DN/HP
    DN/HP
    @DN_HP
    2026年2月4日
    「ぼく、モーちゃんのいいたいこと、すこしわかるな。つまり、モーちゃんは、児童会長になるひとは、勉強のできるひともできないひとも、力の強いひとも弱いひとも、みんなの気持ちがよくわかるひとがいいって、いってるんだと思うんだ。これは、ようするに、民主主義の問題だと思うよ。」 「民主主義?モーちゃん、いつから、そんな高級なこと考えるようになったんだ?」 「べつにとくべつなことじゃないさ。民主主義って、みんなの意見をよくきいて、それにしたがうっていうことなんだから」 「それが児童会長と、なんの関係があるんだ。」 「児童会長も、おなじことだよ。学校の子どもたち、みんなの意見を、じっくりきいて、それにしたがってくれなきゃあ。それも、とくに弱い立場のひとの意見をね。津久田くんは、正義館の子の意見や、スポーツの好きな子の意見は重するかもしれないけど、それいがいの子の意見を、ちゃんときいてくれるかなあ。」 「うん、そりゃあ、まあ、正義館がバックについてるんだから、連中の味方はするだろうな。だけど、なんでもかんでもかってにやりゃあしないだろう。」 「問題は、心だよ。あの子は、たしかにたくましい花山っ子だよね。だから、たくましくない子や、たくましくなろうとしても、なれない子や、そんなにたくましくなろうと思わない子のことなんて、てんで相手にしないんじゃないかな。」
    花のズッコケ児童会長
  • DN/HP
    DN/HP
    @DN_HP
    2026年2月4日
    「『花のズッコケ児童会長』(85年)では、『たくましい花山っ子を育てよう』というスローガンを掲げた優等生に対抗して、三人組が児童会長選に挑みます。その優等生が、がんばれない弱い子に我慢ができず、いじめてしまう性格だと知ったからです。  がんばりたくてもがんばれない子が、がんばることを強制されないのが民主主義。戦争の記憶が残る広島で、戦後の民主的教育を受けて育った私が三人組に託したメッセージです。」 ——「好書好日」「三人組の活躍、平和だからこそ 那須正幹『ズッコケ三人組』」 https://book.asahi.com/article/11576726
  • DN/HP
    DN/HP
    @DN_HP
    2026年2月4日
    元気、友情、冒険に民主主義までつまっていて、なるほど、評判通りの傑作。
    花のズッコケ児童会長
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved