心理と教育へのいざない 〔新訂〕

5件の記録
いちのべ@ichinobe32026年4月8日読み終わった13〜15章読了。 「第13章 スクールカウンセリング」で紹介されていた、「右肩上がりの発達観」と「死と再生の発達観」。 自分は前者に固執しがち(自分というものを「改善し、スキルを獲得し、成長すべき対象」と捉えがち)だと自覚した。 > 人が変わるということは、自分に足りないスキルや考え方を身につけて、パワーアップする右肩上がり的なものだけではなく、今までの自分の限界を悟りこれまでの自分を解体して、新しく生まれ変わるという発達観も必要なのである。(p191) また、「理想自己」には正と負それぞれの方向性がある、というのも言われてみればなるほどだった。 正の理想自己(あのようになりたい):現実自己と近づき、重なりが大きくなるほど自分に自信が持てる 負の理想自己(ああはなりたくない):理想自己と現実自己とが離れていればいるほど、自分を肯定しやすくなる
いちのべ@ichinobe32026年2月27日10〜12章読了。 「第12章 心理療法とイメージ」における、木景療法の事例が興味深かった。数行でどんでん返しを喰らったような感覚になった。 絵として美しい樹木を描いていたとしても、それがポジティブなイメージ表現とは限らない……。
いちのべ@ichinobe32026年2月12日読んでる7〜9章読了。 9章の社会心理学の「非人間化」が示唆的だった。 非人間化の対象 ・自分を含まない集団(例:外国人のように見た目が異なる他者) ・自律性や予測不可能性がない相手(例:権力者にとっての人間) ・他者との関係に満足している人が、その関係の外にある人を非人間化する可能性 モノ化:代替可能な機械のようにみなす 動物化:粗野で教養や知性に乏しく、自制心がない存在とみなす また、7章の認知心理学において、印刷教材という「人工物」のユーザーとしての読者へ何度か問いかけがなされるのが、構成として素敵だなと思った。
