牛追いの冬

牛追いの冬
牛追いの冬
エルザ・ジェム
マリー・ハムズン
Marie Hamsun
石井桃子
岩波書店
2006年2月16日
3件の記録
  • @069754Kumi
    2026年4月15日
  • ユメ
    ユメ
    @yumeticmode
    2025年11月4日
    『小さい牛追い』の続編。前作では、山の上の牧場でランゲリュード一家の子どもたちが活き活きと遊び、働いていたが、今作では雪の降り積もる農場での暮らしぶりが変わらず朗らかに描かれている。 殊に、クリスマスに向けて一家総出で準備を進めてゆくくだりは、読んでいて私も登場人物たち同様に心躍った。そして迎えたクリスマス当日、一家が教会の鐘の音を聴きに家の外へ出た際の、「オーラは、この空中をつたわってくる、かすかな、ほとんどきこえるかきこえないほどの音楽が、空にただよう雪のひらといっしょになり、まことのクリスマスは、静かに全世界の上にふりそそぐのだと思いました」という描写が厳かで美しく、胸を掴まれる。 前作では、四人きょうだいの中でも上の男の子二人の活躍ぶりが印象に残ったが、今作では幼い末っ子マルタも大活躍。大病から回復したあとの「インゲルのこといいつけるんなら、あたし、また肺炎になるから、見てるがいい!」という台詞は、小さい女の子ならではの勝気さがよく表れていて、思わずくすっとしてしまった。 そして、夏にオーラとエイナールが出会った女の子インゲル!苛酷な環境に置かれていた彼女が救われて、本当によかった。 味があって可愛い挿絵もとても好き。
  • umi 🪿
    umi 🪿
    @um_book_
    2025年3月7日
    “そこで、三人は、農場から遠くへ遠くへと進み、だれもさわらない、あたらしい雪が、静かに横たわっている、うつくしく輝く、道もない、広い野原に出ました。 ー中略ー 厚い、灰色の冬の毛皮につつまれたリスも見ましたが、それは、このまえの夏、すっかり友だちになった、ゆかいな、小さいやつなのでした。”
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