回樹

回樹
回樹
斜線堂有紀
早川書房
2023年3月23日
9件の記録
  • ぱめ
    ぱめ
    @pame_book
    2025年3月25日
  • anraQ
    anraQ
    @aaa_aaa
    2025年3月18日
  • よも
    よも
    @mil_o13
    2025年3月12日
  • リス
    リス
    @white_broom
    2025年3月9日
    SF短編。読みやすかったしそれぞれの作品の発想も独特で面白かった。
  • リス
    リス
    @white_broom
    2025年3月8日
  • 葉っぱ
    葉っぱ
    @happa
    2025年3月6日
  • 表題作が凄過ぎるからみんな読んで欲しい
  • umaimo
    umaimo
    @imoumai
    2025年2月20日
  • 村崎
    @mrskntk
    2023年3月27日
    「その愛は消去法」、この文章を読んだときびっくりた、卒倒するかと思った。それを言ってしまうんだ…という衝撃だった。なんて残酷な真理を暴いてしまえるんだろう…そう思いたくないけど消去法で人とつきあうってことはある。消去法の愛は、「本物の愛」には遠く及ばないし、そもそもそれって愛なのか? そんなふうに思考の迷路に迷い込ませる。そもそも「四十点」と初露のことを言ってしまう律の気持ちは……ああ……。 愛というのは、目にみえないから厄介だ。だから「愛」を証明できる回樹にすがりたくなる律の気持ちが、私にはすごくよくわかる。だけど目にみえないからこそ、陳腐な言葉だけど愛にはいろんなかたちがあって、目にみえないからこそ、信じたくなるもので、絡まりやすいものなのだと思う。回樹は解呪、死体が呑み込まれていくことで、とらわれていた呪いから解かれてゆく。だれかに抱く感情や抱かれる感情は、呪いになるんだなあと思う。 だれかとつきあっていくのは、きれいなことばかりじゃない。むしろ自分本意なことばかりで、価値観や考えを押し付け合って、愛どころか嫌いという感情すら芽生えることもある。相手が死んでしまったあとも、自分勝手な感情を抱いてしまったことは消せない。 でも初露の死体をかつぐ律の姿を想像すると、私はもうそのかたちが愛にしかみえない。いつか薄れていくものでも、消えるものでも、まったく違うかたちに姿を変えるものだとしても、それはもうふたりが築いてきたものだ。最初から最後まで濃厚な時間を過ごせる、「回樹」は本当に本当にいい作品です
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