
村崎
@mrskntk
- 2026年9月10日
ふがいない僕は空を見た窪美澄読み終わった再読これまで何度も読んでるけど、定期的に読みたくなるんだな〜 昔はミクマリがいちばん好きだったけど、年を重ねるうちにセイタカアワダチソウの空がどんどん好きになってきた気がする すごく好きな一冊だけど、どういうところが好きかはなんかいつもうまく言えない。どうしようもなさ、ままならなさ、切実さ、理屈で説明できないことがたくさん詰まってるからかな 重松清さんのあとがきで、ミクマリがR18文学賞の候補として発表されたときにあった最後の一文が、単行本化にあたり削られているというのを知って、そ、その一文を削る決断を……と、敬意のようなものも感じるのだった - 2026年9月2日
言語化するための小説思考小川哲読み終わった理路整然だ……!!!! いわゆる創作ハウツーとは違うけど、「小説」というものについて思考を巡らす一冊。エッセイに近い感じかな、でもあいまいに答えを差し出すかんじはなくあくまで小川さん個人が小説というものに向き合ってる姿勢を感じて信頼できる〜 小説の勝利条件は(今のところ)ないの論考が楽しかったしなんか勇気出る! - 2026年9月1日
毎天町中華 谷中暮らしの二人スー,氏家仮名子読み終わったウウウウ〜〜〜〜ほっこり町中華物語と思ったらひとつひとつのエピソードに重みがあって、さすが氏家仮名子……と感服せざるを得ないわ〜〜 出生からの差別や理不尽な暴力、そして満洲引き揚げ、人間がはじめたことで被害を被るのはつねに人間、自分の小さな力ではどうにもならないでことがあるけれど、同じくらいどうにかなることもある、なんて力強い言葉なんだ……… そしてどうにかなるには、小虎のような明るさを持った人間と、その明るさを受け取る人間がいて成立するのだ……小虎〜〜〜ッおまえは救いだ〜〜〜ッ😭😭😭 理解されないこと、理解してもらいたいこと、理解できなくても認めることはできると知ること、なによりまずは自分の苦しみを知ること、自分に必要なものを手放さないこと、なんだかそんなひとつひとつの営みを、とても大切にしようと思える話でした 好! - 2026年8月24日
本の幽霊西崎憲読み終わった不思議な本!日記みたいな短編小説集、本にまつわる物語。 読んだと思った本がどこにもない、夢だったのか?と思ったらひょいとあらわれまた消える……わりと夢でも本を読むことあるからこの感覚なんとなくわかる〜 - 2026年8月24日
多数決を疑う坂井豊貴読み終わった単純な多数決では民意が反映されているとは言えない、ということが理論的に書かれており、多数決の穴のようなものがわかる。 選挙でも票割れはよく見る現象だし、現在の日本の多党制はうまく機能してないよな〜とは感じる、だからといって二党制を採用するのは現状無理そうだし、二党制って結局政権を取っているほうがほぼ幅を利かせてないか……?という印象もあるし… 投票時、(自分にとっての)1位に3点、2位に2点、3位に1点…と振り分けるボルダルールというのが満場一致に近いっぽい、多数派のための多数決でなく少数派の意思を汲み取ってこその多数決ルールというのは……うーんできるのだろうか………民主主義について為政者は考えてほしいものだわ〜 - 2026年8月17日
後宮に星空の燃ゆ氏家仮名子読み終わったおっっっっっっっもしろかった……………………………………許嫁と別れ入宮を余儀なくされる周静麗、皇帝の息子を産んだあと死を賜う法を廃すと意気込むけれど、万事うまくは進まぬ……悲しい別れに何度も「ヤダーーーッッ😭😭」となり、て、天蓉〜〜〜〜!!!!!と叫びたくなり、中華後宮これまでほとんど通ってきてなくて人の名前を覚えられるかどうかも怪しかった私だけど、しっかり読みやすさもあってすっっっごくよかったです - 2026年8月16日
クローズドアイランド あなたへの誓い羽良ゆき,藤ヶ咲読み終わった小さな島が突然封鎖されて外部との連絡も取れないなか、謎の動物に襲われ人々が次々と命を落としてしまう極限サバイバル……!!!!! とにかくスピード感!!どんどんとんでもないことが起こる!!!!お、おまえ裏切るんかい!!??のハラハラ感、このド派手な展開は羽良さんの唯一無二と思います。 前作でも感じた権力や貧富、立場の差が根底にあって、弱者とされる者でも生き抜くという意志を持つ大切さ、信頼できる相手を見つけること、誰かのために力を発揮すること……などがテーマにあると思いました。 「絶対に生きて帰る」という強い気持ちは、現実で嫌なことがあってしょぼ〜んとなりがちな私にとってとても眩しく力をもらえるような気がする そしてデビュー作に引き続き、これはとってもいい意味で、いいんだね!?これはオレンジ文庫でいいんだね!!??感がすごい!パワーのある一冊です - 2026年8月14日
大都会の愛し方オ・ヨンア,パク・サンヨン読み終わった舞台はソウル、青年におとずれる出会いや別れが軽い語り口で書かれていて読みやすくおもしろい! 短編集で、1話目のジェヒとの友情がいちばん好きだな〜女と男の友情から得られる栄養はある… - 2026年8月13日
かわりに嘘鈴木七月読み終わったおもしろかった……!!!!!!! 日常ユーモアおかしみ小説、わたし大好きなんだな〜〜 ひとつひとつの言葉選びがすっごくよい、次々におもしろい人が出てくるから、どんどん読み進めたくなる! いそう/いなさそう、ありそう/なさそうのラインが絶妙で、錦C町の住人たちにいつしか親しみがわく……いちばん好きなのは不動産屋さん、ウォータースライダー……! - 2026年8月9日
てんとろり笹井宏之読み終わったやっぱり笹井宏之さんの短歌はとっっっってもいいですね…… 人間の世界で生きているというよりも、地球と生きているというかんじです 笹井さんの短歌のなかでは、人工物がとてもうつくしいものに思える、すべて人間が作ったものなのに、あるいは人間が作ったものだから? 〈私からもっとも遠い駅として初恋の日のあなたはわらう〉 〈冬の野をことばの雨がおおうとき人はほんらい栞だと知る〉 〈ひきがねをひけば小さな花束が飛びだすような明日をください〉 - 2026年8月8日
魔王のかまど ガルハールのパンと麦乙女庭春樹,瑚池ことり読み終わったかわいい〜〜〜 いじわる義母と義姉に都合よく使われる疎まれる主人公が手違いで千年前の魔王を呼び出してしまい………な王道的展開だけど、こういうファンタジーっていくつになってもによによしながら読んでしまうわ…… あとこういう話の魔王ってなんか俺様的な性格が多い気がするけど穏やかな性格でそれもよい 最後はなんかもう、よかったねえ〜〜〜☺️☺️☺️仲良く暮らせよ〜〜〜☺️☺️と思いながら読んでいた、一緒にハラハラする年齢から見守る側の年齢になったのは否めない - 2026年8月7日
- 2026年8月4日
小説トリッパー 2026年夏季号朝日新聞出版読み終わった「泥棒」(金子玲介) おもしろかった!なんかこの、当事者になりたいという気持ちはどうしてもわかってしまうのでもう!やめて!ライフゼロ!休んで!!としんどくなりながら読み、最後の最後の、これが金子玲介だ……!!!!!!!というオチまで完成度が高い 「まいご犬のワルツ」(間宮改衣) こちらも重めの中編、夫からの子ども作ってもいいかもネの手紙の場面が個人的には一番しんどかった……生まれてきてしまったこと、生んでしまったことの業というか、ふと立ち止まってしまったときの生きるつらさ、普段はなるべく見ないふりをしているけど(そうしないととても生活していけない)、悪いこと、なにもしてないのにね、どうしてこんなに生きていくのがつらいのだろう…………二重奏のようなルビ部分、私もどうしようもなく叫びたくなることが、ある - 2026年8月2日
さようならアルルカン/白い少女たち 氷室冴子初期作品集氷室冴子,青依青読み終わった「少女小説家は死なない!」を読んだあとだったから落差がすっご!となった しっとり短編集、「さようならアルルカン」がデビュー作なんだ、あまりに完成されすぎていてびびる…… 「あなたへの挽歌」が好きだったな、太宰治のきりぎりすを思い出しました - 2026年7月30日
まばたきで消えていく東直子,藤宮若菜読み終わった生まれることも死ぬことも取り返しがつかないことであって、死はつねに隣り合わせにある現象 そのことを悲観的すぎにならずただ認めて生きていきたいと思っていて、そのかんじが一冊通してある歌集でした 命が終わることは多くの場合かなしいことだけど、他者の命の終わりを感じて今ここから自分は生を引き受けていかないといけないことも、また悲しいことでしんどいことではあると思う 〈汚物入れに群がっている蠅蠅よ聞いてわたしも人が好きだよ〉 〈生きる側の人間になる 夕暮れにながく使えるお鍋をえらぶ〉 〈ずっと本当ばかりの地球がよかったな 花畑でする葬式ごっこ〉 - 2026年7月26日
共感と距離感の練習小沼理読み終わった相手の言い分が「わかる」気がしてしまって口喧嘩が苦手、という冒頭の記述にさっそく「わかる……………………………」となる 共感は大事だけど、共感にただ収斂されていく感情には危うさがあると思う、共感して終わりになるより、「わからない」と言える勇気を持ちたい - 2026年7月20日
急に具合が悪くなる宮野真生子,磯野真穂読み終わった映画がとてもよかったのでこちらも! なぜいままでこの本を知らずに生きてきてしまったんだ………と後悔 この本を先に読んだ友人が魂の結びつきみたいなものを感じたと言っていて、まさにそうだと思った。 人との出会いの偶然性、そこから誠実に向き合っていくこと、出会った意味みたいなもの、この二人じゃないと生まれなかったもの、ただの偶然と片付けるには惜しく運命という言葉をつかいたくなる。 ちょっとうまく言葉にできないんだけど、約束は信頼であること、魂を引き受けること、ひとりの人にとことん向き合い大人の社交辞令てきな言葉をつかわず互いの本心を生のまま言葉にしようとする、これって本当に本当に労力がいるし精神的負荷も大きいことだと思うんだけど、それでも本当の言葉で向き合いたいと思える相手との出会いって、そもそも本当に偶然なんだろうか…… 偶然性への言及は私にはまだよくわからないところもあり、けれども興味深く、運命というものがあるのならば、それは偶然の連続のラインの上で自分が誠実に生きてきた結果なのだと思いました - 2026年7月10日
- 2026年7月5日
あなたはここで、息ができるの?竹宮ゆゆこ読み終わった - 2026年7月4日
ミスター・チームリーダー石田夏穂読み終わった
読み込み中...