Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
村崎
村崎
@mrskntk
  • 2026年6月9日
    あくまでも探偵は
    続編を読みたくなる!! あんがいこういうバディ探偵ものって読んでこなかったな〜 起こる事件は物騒でありつつ学生が巻き込まれるという点では日常的なので読み味はライト、とはいえ悪をしっかりと描きつつ、正義と悪を反転しているというか、正義の暴走は悪にもなるということも書かれていて、わかりやすい勧善懲悪じゃないところが好きだわ〜 あと会話がうまい!テンポがいい!森巣を好きさせる技が巧みだと思うな〜いいやつ、悪いやつとどちらかに区別することができないからこそ平のような友だちの存在が大切なんだと思うよ… ラストシーンにはじーんとした! 講談社タイガをぜんぜん通ってこなかったからこのレーベルも開拓したいわね〜〜〜
  • 2026年6月7日
    紙の心
    紙の心
    図書室の、だれも読まなさそうな本に挟んであった手紙を見つけたことから正体不明の少女と文通がはじまる書簡体小説。全編手紙だから読みやすく、冒険活劇には臨場感がある。 舞台は学校?とおもいきやある研究施設。つらいこと、嫌なことを忘れれば楽になるのか?という問題と、親の理想の子どもをつくるというとても傲慢かつ倫理観を問うテーマがあるものの、手紙自体はとても軽やかに進んでいくから重くなりすぎない空気感が読んでいて楽しかった とくに好きだったところ、 「物語は語られなくてはなりません。でないと、何の役にも立たず、死んでしまいますから。」 そしてカシワイさんのカバーイラストがとてもとてもとてもとても素敵!
  • 2026年5月31日
    税理士 鮫島桐子
    税理士 鮫島桐子
    私も一丁前に確定申告などするようになったので、税務のことなんとなくわかるわよ…という気持ちで読みはじめてアッスミマセンやっぱり全然わかってなかったです………と平身低頭 しかし脱税は、身近なことじゃないと思っていたけれども私も申告しなければもう脱税という罪を犯してしまうことになるわけで、だからなんか確定申告って行為が怖いんだよ〜〜鮫島桐子に任せとけば間違いはなさそうだネ……正しく導かれすぎる未来が見える…… こういうお仕事ものって、1話ごと取引先の悩みを解決みたいなイメージあったけど、一冊通して同じ会社の税務関連の罪や謎を暴くってすごいな!? そして4話の怒涛の急展開……!人間に生まれたからには道を外れちゃいけないよな…… 必ず満貫以上で上がる鮫島桐子、麻雀したら絶対勝てなさそうだわ…………名古屋が舞台だよ〜
  • 2026年5月28日
    四人のナオちゃん
    四人のナオちゃん
    ホラー!?これは……ホラーですね!?!? 担任として、職場の先輩として、ママ友として、娘の友だちとして、それぞれ別人だけど同じ顔の「金子直子」があらわれて、やたら嫌がらせをされる話。な、なんだこの小説は……なんかはじめての感覚だ……セオリーなんて知るか!ってかんじの自由度高い設定と展開で、感想むずかしいなこの作品は…!! ナオちゃんが不気味なので、不気味な感覚が好きな人はすごくハマりそうです それにしても大賞2作が出たことに納得する、2作品のベクトルがあまりに違いすぎて、これはどちらを、とするのはたしかに難しいね 松本愛世さん、短編もどんなかんじになるのか気になる〜
  • 2026年5月25日
    佐藤の告白
    佐藤の告白
    せ、せ、せ、せ、せつない…………!!!!!! 「佐藤君が鈴木君に告白して振られたらしい」という噂をめぐる群像劇。佐藤を好きな長谷川ひなの、鈴木の担任である岡本、佐藤の母、そして鈴木の視点からそれぞれの心情が描かれるのだけれども、どれも本当に誠実に書かれているのが伝わってきて、何度も胸がいっぱいになった…… 男子が男子に告白すること、今、少しずつ「理解」が広がってきているけれど、本来それは理解するものでなく、男子が女子に告白したり女子が男子に告白したりすることとまったく同じことのはずで、「普通」であると言い聞かせようとしたりすること自体ナンセンスではあるのだけれども、ただ、それまで自分のなかにあった「普通」と違うことは、多かれ少なかれ違うものとして捉えてしまうもので、でもその葛藤をわざとらしなく等身大に、葛藤と呼べるラインの手前で書いているというか、すごく信頼できる書き方だと思いました。 一方で中学生の純粋な悪意、アウトになるラインを自覚しながら言い訳がきくところで悪意をさりげなく出してしまう危うさ、その悪意に真っ向から向かっていく姿、10代…!10代の子たち、善い人生を送ってほしい…!! ふたりのことはだれも知らなくていい、ふたりだけが知っていればいいということを、こんな形で最後まで表現できるんだ…いやでも恋愛の好きになったとか告白されたとかどんなふうに振っただとか、そんなん本当に当事者だけが知っていればよいことで、いや話したいなら話せばいいけど当人が話さないなら、もうそれはそれでいいことであるのだけど、10代は……!なかなかそうもいかない…!でも登場人物たちのままならなさ、自分の気持ちを信じる姿勢、だれかを尊重すること、これって、当たり前のことかもしれないけど、この当たり前をこんなに丁寧に書いてくれてありがとうございました……でした。 あと言葉選びが個人的にとっても大好き、ていうか文章がうまい、文章がうまいというのは人それぞれ基準があるだろうし、たとえば小難しい表現を使いまくっているわけではなく、むしろとても読みやすくわかりやすい文章なのだけど、だからこそこんなにまっすぐ胸に向かってくる文章というのは、やっぱり文章がうまいということなんだよ…… とりあえずめちゃくちゃいい小説だったよ、「佐藤の告白」というタイトルでありながら、佐藤視点がないというのも本当に私好み、「書かない」の塩梅がうまい小説はいい小説です。だってそれは、だれも知らなくていい、読者も知らなくていいことだと思うから……あああ〜〜〜いい小説だった………
  • 2026年5月23日
    私たちはたしかに光ってたんだ
    バンドを組んだことはないけど、型に収まるというか優等生ぽいとか、常軌から逸脱できないみたいな感覚はすご〜〜〜〜くわかるし、自分がいないほうが…と悩んでしまう気持ちもわかる でもその選択をできることが私からしたらすごいけど、華やかなもの、光っているものを前にするとどうしてあんなに気持ちがうまくいかなくなるんだろう 割り切るのも割り切りないのもどちらにせよ難しいけど、瑞葉がまっすぐでよかったな〜
  • 2026年5月20日
    京橋骨董かげろう堂
    京橋骨董かげろう堂
    ハワ〜〜白澤……好きだわ………… そして骨董の世界はとっても難しい……なにひとつ漢字を読めない………しかし1000年経っても残り続けるものがあるというのはあらためてすごいことだな〜1000年って!!人間ってとんでもないものつくるし、価値を見出していく価値観があるのよねえ……
  • 2026年5月18日
    オルガンのあった場所
    オルガンのあった場所
  • 2026年5月13日
    少女小説家は死なない!
    少女小説家は死なない!
    ハチャハチャ小説だ………!!!! まあたしかにこれは、今出せるような小説ではないわね……コンプライアンスなにそれおいしいの?ってくらいやりたい放題の悪口オンパレード、ヒェッ…と心臓縮むような表現の数々、奥付けにはひと昔前の作品によくある「今日の人権感覚に照らした場合、差別的ととられかねない〜」文言はまあ当然あるのだけれども当時もよく出せたな!!?初刊行は1983年か… 笑える箇所もたくさんあるけど、過激な悪口には閉口する箇所もあり、けれど全体的にあふれているパワーには圧倒される 「道をあやまった人間が辿りつく最後の砦が少女小説」さすがにおもしろい それはそれとして、亡くなった作家の小説を読むと、もう新しい話は読めないのか……とこんなにパワフルな話でもどうしてもせつない気持ちになってしまうね
  • 2026年5月11日
    風になるにはまだ
    さまざまな理由から肉体を捨て情報人格として生きる人たちの連作短編集。データとして存在しているという設定からなのか、在る/無いの境界が曖昧というか現実との狭間にいるようなふしぎな読み心地。 まだ今は生身の人間の状態で、情報人格として生きていくかどうかを考える「限りある夜だとしても」がいちばん好きだった
  • 2026年5月11日
    世界 2026年6月号
    はじめて世界を買った 特集の「イラン戦争後の世界」「いきていく憲法」のところを読んだ ひとつひとつの論考が3〜5ページほどで、わかりやすく整えられている文章だったのでどれもすっと頭に入ってきてよかった 俯瞰的に冷静な視点で現在起こっていることを考えたかったからありがたい。人を動かすのは感情論かもしれないけど、冷静であることもやっぱり大事だと思う。 明確な国際法違反をしているトランプ氏、そしてイスラエル、改憲を急ぐ高市政権への批判が全体的にあり、私も武力は抑止力とはならず戦争を生んでしまうのではないかと考えている人間だから、そうだよね、そうだ…と思いながら読んだ。というか国際法違反って、飛び交っているけど、本来飛び交っちゃいけないことすぎて私の頭ではもう理解が及ばない………なぜその行動に踏み切るのか理解ができないと、ただ恐怖しかない。 抑止力を必要としなければいけないかという議論が発生すること自体がなんかもう嫌なんだけれども、いやいや言っていても世界が好き勝手しすぎていて、本当にいったい、どうしたら平和になってくれるんだろう…… どうしても改憲が必要になることがあるんだろうか、他国に攻め込まれるのではないかという不安や恐怖から改憲に賛成する人はたしかにいるとおもう、じっさい、起こってみないと何が正解なのかはだれにも言えない、そんな「答え合わせ」はあってほしくないけどもちろん。 でも少なくとも戦後80年、この憲法で守られてきたものがあると思うし、これからも守られていくべきことがあると思う。戦争を体験した人たちがつくった憲法は、やっぱりそう簡単に変えてはいけないとも思う。
  • 2026年5月6日
    ロリータ
    ロリータ
    すわ一生積読か!?と思っていたけど読み始めた。 思っていたより読みやすい文章、だけどいかんせん長い……のと、この語り手キモいな……という気持ちがどうしても出てきていったん断念。 なにやらかっこつけていろいろ語っているけれども、全部駄目だろ!!と私の倫理観がずっと言っている………………… 結末までのあらすじをざっと読んでオウ…となっている今、いつかまた挑戦できたらいいな〜
  • 2026年5月3日
    リベラルとは何か
    お勉強用 リベラルと一言でいっても、時代や国によってその意味は変質していて、ざっくりとリベラルは保守の反対みたいな認識しかなかったけど、今後も少しずつ変わっていくのかもしれない ほんとうに単純に、個人個人が自由で選択できる世界のほうがいいじゃん!と思うけど、それを実現するのは実際問題とても難しいことで、それはどう繕ってもどう綺麗事を並べても、やっぱりこの世界はずっと不公平だから。 だからといって社会主義が成功(というのもまた個人個人で思想が違うので何を成功とするのかは正解がないけど)するかといったらソ連の歴史を見ると怖さも感じる。 本書は全体的に経済面でのリベラル(と保守)について書かれていて、この経済格差やどんな職業についているかで、支持するのがリベラルか保守になるのかが変わるというのがとても腑に落ちた。私にとっては保守よりリベラルのほうが理想に近い感じがするけど、リベラルは絶対的正義というわけでもなく、どんな思想にもだれかにとっての問題点は生まれるからして、リベラルであることが全国民にとって幸福になるのかといったらやはりそれは難しく…… 結局のところ財政難が個々の生活を圧迫し、一方で利益を得ている層がいるかぎり、保守とリベラルの対立は絶対的になくならないのだと思った。じゃあ格差をなくすには……?分配を増やすしかないのか…?でもまたそれを負担する人が増え不満が増える……?自分や家族の余裕がなければ他人のことまで考えられない……? 絶対的な平等ってなんだろう?たとえば全員が同じ経済力を持ったとしても、またほかの欲望が生まれるだろうからやっぱり平等っていうのはありえないよな、思想というのは立場や利益から生まれるものなのかな 違う立場の人のことを考えることは大切だしそうありたいと思うけど、自分のことをどこまで大切に考えればいいんだろう?みんながみんな、自分のことしか考えなくなったら、やっぱりそれは崩壊につながってしまうのかな 排外主義についても触れられていてそこも興味深かった。私はなんで排除しようとするんだろう?と疑問に思う立場でいるけど、自分たちとは違う、自分たちの場所を奪われる、それが脅威につながるという理屈は理解できた。だれだって脅かされるのは恐怖だと思う、この世界は信頼というとてもあやふやなものを土台にしてなんとか進んできていて、絶対的な正義って、もうどこにもないのかな、それはいやだな
  • 2026年5月2日
    女王様の電話番
    オーディブル この世界はスーパーセックスワールド……どうしたってクセになる語呂だ…… 生殖という目的から離れてたしかに人間はセックスというものを行っていて、まあそれが単純に性欲からくるものだと自覚があれば説明つくことではあるけれども、性欲が他人に向かないという気持ちも私はとてもわかる。でもイコールそれがアセクシャルということ?となるかどうかは、本編でもあったように悪魔の証明で、みずからをアセクシャルだと決めることは私にはまだ難しい…のでそのあたりの考え込む描写が好きでした。むりに決めることでもないのかもしれないけど、自分はそうなんだって気づけるのは気持ちが楽になることでもある。でもたとえばそれを相手に伝えたとして、もしかしたらほんとうに、わからんけど、したいと思う日が来たとしたら?いままでのはなんだったんだ?となるのか?とか……相手に誠実でいるためにセックスをする/しないを決めるのって……あまりにも困難じゃないか…… 恋愛とセックス、なかなか切り離せる問題ではないところがまったくもって難しい、もちろん同意前提のことではあるけれども、したい/したくないと思うことは、どちらも悪いことではないから…… ちゃんをCにするのも私はわかるわ〜なつかし お手紙とか©️で書いてたよね…!
  • 2026年4月25日
    はるを呼ぶ
    はるを呼ぶ
  • 2026年4月19日
    夢を叶えるために脳はある 「私という現象」、高校生と脳を語り尽くす
    660ページ超の大ボリューム本! 脳研究者である著者が高校生に三日間の講義をしたレポートをまとめたもの。 高校生みな頭がいい…! 脳ってほんとうに人体において不思議すぎる機能で、わりと人間って機械的にできてるんだな…というのを脳の仕組みを知るたび思う、そうなるとやっぱり「心」ってなに!?ってかんじになるし、解明されない部分があるからこそのおもしろさはあるんじゃないかと思う。しかしなぜこういう感情が生まれ、なぜ私たちは生きていて、なぜ理性を保ちながら生活できるのか、とか、そういうことを考えはじめるとなんかもう途方もない…… 人工知能と脳の関係性はもはや切っては切り離せない問題なんだな〜 昔の自分と今の自分がすっかり別人になっているというのが科学的な根拠で論じられているのが興味深かった 脳、おまえは、何者なんだ……自分の体内にあるというのにまったくわからん、脳……なんか当たり前に存在してるけど、意味わからんなというのはけっこう昔から考えてしまう
  • 2026年4月15日
    ペン先とトゥシューズ
    ペン先とトゥシューズ
    AIに仕事をとられるとか、AIがおもしろい作品を作れるならもう人間いらないんじゃないか……などの言質もあるけど、人間ありきのAIであるし、AIが人間を超すってことは、多分ないんじゃないかなあとは思う ただ、AIのくせにとか、たかがAIとか、AIを腐して人間のほうが偉い!人間のほうが素晴らしい作品をつくれる!とはなからAIの技術を否定するだけなのは、私はなんか、もったいないなあとも思う、もちろん権利の問題は解決しないといけないけど… AIを知ることは結局人間を知ることでもあるのだなあということを、最近は思う ひいてはそれが自分を理解する、自分の可能性を新しく知ることにもつながるんじゃないかな〜 そしてかわゆい恋愛劇を見せてくれるのもまた人間なのですなあ☺️
  • 2026年4月11日
    イン・ザ・メガチャーチ
    視野が狭いより広いほうがたぶん現代においては是とされるし、自分もそれが「正しい」とは感じるけど、しんどさを感じないのは間違いなく視野が狭い/夢中になれるものがあること、支えになるくらい傾倒できるものがあることだと思う。立派な目標がたとえなくても、目の前にあるものを消費し続けて、消費する自分を実感して、それを幸せなことだと思えれば、我に返らなければ楽なこともあると思う。この世の真理、ほんとうはきっとうっすらみんな気づいていて、でも見ないふりをしているだけなんだとおもう、見てしまったらとたんに生きるの嫌になるから、嫌になるというか、とても空虚になる、すごく馬鹿らしくなっちゃうから
  • 2026年4月11日
    私の盲端
    私の盲端
    文章が好きって理屈じゃないなと朝比奈秋さんの小説を読むといつも思う 空気感が好きなんだよな〜あとやっぱり身体を表現する筆致が大げさでなく、けれど小説になっているということが本当にすごいと思う 自分の身体、そして他人の身体が生きていることを自然と考えるようになる
  • 2026年4月7日
    ノーメイク鑑定士
    石田夏穂さんの小説に出てくる女性がいる職場で働きたい
読み込み中...