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村崎
村崎
@mrskntk
  • 2026年7月20日
    急に具合が悪くなる
    急に具合が悪くなる
    映画がとてもよかったのでこちらも! なぜいままでこの本を知らずに生きてきてしまったんだ………と後悔 この本を先に読んだ友人が魂の結びつきみたいなものを感じたと言っていて、まさにそうだと思った。 人との出会いの偶然性、そこから誠実に向き合っていくこと、出会った意味みたいなもの、この二人じゃないと生まれなかったもの、ただの偶然と片付けるには惜しく運命という言葉をつかいたくなる。 ちょっとうまく言葉にできないんだけど、約束は信頼であること、魂を引き受けること、ひとりの人にとことん向き合い大人の社交辞令てきな言葉をつかわず互いの本心を生のまま言葉にしようとする、これって本当に本当に労力がいるし精神的負荷も大きいことだと思うんだけど、それでも本当の言葉で向き合いたいと思える相手との出会いって、そもそも本当に偶然なんだろうか…… 偶然性への言及は私にはまだよくわからないところもあり、けれども興味深く、運命というものがあるのならば、それは偶然の連続のラインの上で自分が誠実に生きてきた結果なのだと思いました
  • 2026年7月10日
    嵐の中で踊れ
    嵐の中で踊れ
    登場人物がすごく多い!けど混乱することはあんまりなくするする〜と読めた。 嵐を前に避難所に集まった人たちの群像劇、短時間でたくさんドラマを見せてもらったような感覚
  • 2026年7月5日
    あなたはここで、息ができるの?
  • 2026年7月4日
    ミスター・チームリーダー
  • 2026年7月3日
    かもめジムの恋愛
    連作短編集、さらりと読みやすい! わたしはけっきょく、恋愛における、なんてことない「せつなさ」が好きなんだよな〜胸がきゅっとなるあのかんじ、いくつになってもく〜〜😣☺️となる!
  • 2026年7月1日
    ケチる貴方
    ケチる貴方
  • 2026年6月28日
    夏の入り口、模様の出口
    やっぱり川上未映子さんのエッセイおもしろくて好きだな〜軽やかで、はっとする… しかしもうこれ15年も前の本…… 川上未映子さんが芥川賞、桜庭一樹さんが直木賞を受賞したときのちょっとしたエピソードも出てきて、時間、時間の流れ……
  • 2026年6月26日
    見晴らし台
    見晴らし台
  • 2026年6月21日
    悲しい話は今はおしまい
    すごい、なんというか考え方が私と似ていて読んでいてすごく安心感があった 考え方というのは、もちろん厳密に言えばぜんぜん違うだろうし立ち場も異なるんだけど、喜ぶことに後ろめたさや罪悪感があること、なにか行動しないといけないという不安や焦り、行動した先で疲弊、消耗すること、それでも自分は恵まれているほうなのだと思うと、つまるところ自分を許せないかんじ、全部わかるし、わかるからこそ希望を見出すために悲しい話をおしまいにして、些細なことでも自分が楽しい、嬉しいと思うことを探してゆくという考え方はとても励まされるものだった。 もちろん悲しい話を一切しないということではなく、悲しい話も必要であるというのは大前提で、でも現実問題として悲しい話という視点で物事を考えると、どうしてもキャパオーバーはおとずれる。 社会問題という大きな括りに対して、個人ができることというのは限られているし、その個人でできることについてもやはり差があって、自分はなんて無力で能天気に生きてるんだろう……と絶望することも多々ある。 でも、社会問題に向き合うために必要なことは悲しい話だけじゃなくて、やっぱり楽しみや喜び、それがないと原動力にならないし、そもそも自分の生活もままならない。 私は自分をあえて属性に振り分けたとき、だいたいのことがマジョリティになるとおもう、マジョリティとして生きてきて、ほとんどなんの不都合もなく制度やこの社会のありかたを享受できてしまっていることに罪悪感をおぼえている。マジョリティである自分が何を言っても、差別や迫害を受けてしまっているマイノリティのひとたちにとっては、「でも結局あなたマジョリティですよね」と思われてしまうんじゃないかと不安になることもある。 でもじゃあだからマイノリティの属性になる?転向?するというのはまったくとんちんかんで、当事者ではいとしても、他人に心を寄せるという、人間として当たり前に大切なことを忘れたくはないと思う。そして他人に心を寄せる人間がもっとたくさん増えるといいと思う。そのためには、社会全体に余裕が生まれることが必要で、そうするとやっぱり社会問題に目を向けないといけない、堂々巡りな気もしてしまうけど、そうやって考えることがまず、堂々巡りの外側への一歩なのかもしれない。 まいにちのほほんと生きたいし、楽しいことだけしていたいし、でも、それはもう無理なんだと思う。ちゃんと悲しい話もしないといけないし考えないといけないと、認めて生き続けないといけない。だからこそときどき悲しい話はおしまいにする。
  • 2026年6月18日
    わたしを庇わないで
    あんまり雑な言葉でくくるのは好きではないのですが、あえて言ってしまう、石田夏穂さんは、言葉選びのセンスがちょっと天才的すぎる。 「世紀の善人」「小人二十面相」「わたしを庇わないで」どれも単行本化する前にすばるで読んでいたけれど、あらためて一気に読んでやっぱりオモシレ〜〜〜〜 世紀の善人の痛快さがやっぱり大好き!わたしに庇わないでには他人に自分を勝手に「解釈」されることの怖さや暴力性を感じ、笑えるんだけど笑い事じゃないな〜〜とあらためて思った。 善意か悪意か、自覚してか無自覚か、一括りにはできないが、「観察」というのは共同社会で生きる者にとって決して他人事ではなく、かといって何から何まで他人に対して無関心を決め込めるか?といったらやはり無理……だれかを受け入れることはだれかを拒絶すること、だれかを褒めることはだれかを貶めること、だれひとり傷つけずに「綺麗」に生きようとするならば、もう発言するなということになるけれど、なんなら無言もだれかを傷つける。 どうしろっていうんだよ〜現代社会!と嘆きたくなるけれども石田夏穂さんの作品は好きだというのは事実である!
  • 2026年6月15日
    ののはな通信
    ののはな通信
    三浦しをん作品はけっこう読んできたつもりだったけど、ののはな通信はそういえば未読だったな〜と思い購入。 学生時代から大人になるまでの長い長いやりとり、最後の、はな宛に綴る手紙がずっとせつなくて…… ひとりの人間がひとりの人間に向き合い続けるってそう簡単なことではなく、しかしそれゆえとても尊いことだと思った。こじれても妬みあっても、大切なひと、大切にしたいとひと、信じられるひとに出会うって、なんてせつなくて奇跡的なことなんだろう……
  • 2026年6月11日
    ユリイカ(2026 5(第58巻第5号))
    ユリイカ(2026 5(第58巻第5号))
    魚喃キリコさんが亡くなっていたというニュースを聞いたとき、悲しいとか寂しいとか単純にショックだとか、そういう感情を飛び越えて、ただ自分の一部が欠けたような気がした。そしてその欠けはきっと二度と元通りにはならないんだろうなという感覚があって、それがなんだかとても切なくて、でもどうにもできなかったから、ずっとそのままになっている。 満たされなさ、どうしようもなさ、痛々しさ、そういったものが皮肉にも綺麗にまざったようなそんな切なさを、魚喃キリコの漫画を読んでいたときも感じていたと思う。 上京して、たぶんどこかのヴィレッジヴァンガードで表紙が目に入って、絵のタッチが好きだと思って手に取った。10代の頃だったと思う。描かれているのはどうしようもない恋愛をしている女性で、私も当時はどうしようもない男をすぐ好きになってどうしようもない恋愛をしていて、どうしようもない自分に溺れて、どうしようもなくなっていた。 魚喃キリコの漫画に出てくる登場人物に自分を重ね合わす人は多いだろう、というか重ね合う人が読んでいたんだろう。 べつに救われないし、かといって突き放されるわけでもない。ただ、自分も感じている切なさが平熱のような温度感でそこにあって、泣くほどの力ももらえないのに、読めばいつでも泣ける準備ができるような漫画だった。 大人になって、10年以上魚喃キリコの作品を読んでいなかったというのに、訃報を聞いたとき、喪失感があった。それも、一年前に亡くなっていたという。その1年間で私は一度でも魚喃キリコを思い出しただろうか。もしかしたら一度も思い出していないのに、どうして一年も教えてくれなかったんだという理不尽な怒りすらあった。 魚喃キリコがもういない、いっそその事実は一生知りたくなかった。たとえずっと作品を発表していなくても、思い出すことがなくても、魚喃キリコがこの世にいないことを知っただけで、どうしてこんなに切ない気持ちになるのかわからなかった。 ユリイカへの寄稿のほとんどが、みんな自分の話をしていた。もちろん作品の論考や表現から汲み取れるテーマなどの解説もあったけれど、それでもやっぱりみんな自分の話をしていた。 それで、共通して感じるのは、ぽっかりした寂しさだった。咽び泣いたり絶望したり、極端な感情はなく、ただ静かに魚喃キリコがこの世界にいたこと、そして今はいないことを受け止めていた。 作品が発表されたいたのは主に90年から2000年初頭。20年以上の月日できっとほとんどの人が変化していて、けれどたしかに痛々しく生きていた自分がいたことを、魚喃キリコの作品を読むと思い出すのだとおもう。 あのころはよかった、なんてよく言われるし私もときどき思うけど、それでも良くないことだってたくさんあった。今よりずっと孤独感に押しつぶされそうな夜もあった。暗い空気も流れていた。でも、魚喃キリコの漫画があった。 訃報を聞いたとき、作品を読み返そうか迷って、結局今も読めずにいる。訃報を知ったからという理由で読んでしまったら、自分の欠けた一部分がぜんぜん違う形で埋まってしまうような気がして、それがなんとなく嫌だった。あんな痛々しい自分忘れちゃいたいのに! あのころ、魚喃キリコの漫画を読んだ人たちが今もどこかで暮らしていること。その事実が、当時の自分の孤独さを、今になってやわらげる。
  • 2026年6月9日
    あくまでも探偵は
    続編を読みたくなる!! あんがいこういうバディ探偵ものって読んでこなかったな〜 起こる事件は物騒でありつつ学生が巻き込まれるという点では日常的なので読み味はライト、とはいえ悪をしっかりと描きつつ、正義と悪を反転しているというか、正義の暴走は悪にもなるということも書かれていて、わかりやすい勧善懲悪じゃないところが好きだわ〜 あと会話がうまい!テンポがいい!森巣を好きさせる技が巧みだと思うな〜いいやつ、悪いやつとどちらかに区別することができないからこそ平のような友だちの存在が大切なんだと思うよ… ラストシーンにはじーんとした! 講談社タイガをぜんぜん通ってこなかったからこのレーベルも開拓したいわね〜〜〜
  • 2026年6月7日
    紙の心
    紙の心
    図書室の、だれも読まなさそうな本に挟んであった手紙を見つけたことから正体不明の少女と文通がはじまる書簡体小説。全編手紙だから読みやすく、冒険活劇には臨場感がある。 舞台は学校?とおもいきやある研究施設。つらいこと、嫌なことを忘れれば楽になるのか?という問題と、親の理想の子どもをつくるというとても傲慢かつ倫理観を問うテーマがあるものの、手紙自体はとても軽やかに進んでいくから重くなりすぎない空気感が読んでいて楽しかった とくに好きだったところ、 「物語は語られなくてはなりません。でないと、何の役にも立たず、死んでしまいますから。」 そしてカシワイさんのカバーイラストがとてもとてもとてもとても素敵!
  • 2026年5月31日
    税理士 鮫島桐子
    税理士 鮫島桐子
    私も一丁前に確定申告などするようになったので、税務のことなんとなくわかるわよ…という気持ちで読みはじめてアッスミマセンやっぱり全然わかってなかったです………と平身低頭 しかし脱税は、身近なことじゃないと思っていたけれども私も申告しなければもう脱税という罪を犯してしまうことになるわけで、だからなんか確定申告って行為が怖いんだよ〜〜鮫島桐子に任せとけば間違いはなさそうだネ……正しく導かれすぎる未来が見える…… こういうお仕事ものって、1話ごと取引先の悩みを解決みたいなイメージあったけど、一冊通して同じ会社の税務関連の罪や謎を暴くってすごいな!? そして4話の怒涛の急展開……!人間に生まれたからには道を外れちゃいけないよな…… 必ず満貫以上で上がる鮫島桐子、麻雀したら絶対勝てなさそうだわ…………名古屋が舞台だよ〜
  • 2026年5月28日
    四人のナオちゃん
    四人のナオちゃん
    ホラー!?これは……ホラーですね!?!? 担任として、職場の先輩として、ママ友として、娘の友だちとして、それぞれ別人だけど同じ顔の「金子直子」があらわれて、やたら嫌がらせをされる話。な、なんだこの小説は……なんかはじめての感覚だ……セオリーなんて知るか!ってかんじの自由度高い設定と展開で、感想むずかしいなこの作品は…!! ナオちゃんが不気味なので、不気味な感覚が好きな人はすごくハマりそうです それにしても大賞2作が出たことに納得する、2作品のベクトルがあまりに違いすぎて、これはどちらを、とするのはたしかに難しいね 松本愛世さん、短編もどんなかんじになるのか気になる〜
  • 2026年5月25日
    佐藤の告白
    佐藤の告白
    せ、せ、せ、せ、せつない…………!!!!!! 「佐藤君が鈴木君に告白して振られたらしい」という噂をめぐる群像劇。佐藤を好きな長谷川ひなの、鈴木の担任である岡本、佐藤の母、そして鈴木の視点からそれぞれの心情が描かれるのだけれども、どれも本当に誠実に書かれているのが伝わってきて、何度も胸がいっぱいになった…… 男子が男子に告白すること、今、少しずつ「理解」が広がってきているけれど、本来それは理解するものでなく、男子が女子に告白したり女子が男子に告白したりすることとまったく同じことのはずで、「普通」であると言い聞かせようとしたりすること自体ナンセンスではあるのだけれども、ただ、それまで自分のなかにあった「普通」と違うことは、多かれ少なかれ違うものとして捉えてしまうもので、でもその葛藤をわざとらしなく等身大に、葛藤と呼べるラインの手前で書いているというか、すごく信頼できる書き方だと思いました。 一方で中学生の純粋な悪意、アウトになるラインを自覚しながら言い訳がきくところで悪意をさりげなく出してしまう危うさ、その悪意に真っ向から向かっていく姿、10代…!10代の子たち、善い人生を送ってほしい…!! ふたりのことはだれも知らなくていい、ふたりだけが知っていればいいということを、こんな形で最後まで表現できるんだ…いやでも恋愛の好きになったとか告白されたとかどんなふうに振っただとか、そんなん本当に当事者だけが知っていればよいことで、いや話したいなら話せばいいけど当人が話さないなら、もうそれはそれでいいことであるのだけど、10代は……!なかなかそうもいかない…!でも登場人物たちのままならなさ、自分の気持ちを信じる姿勢、だれかを尊重すること、これって、当たり前のことかもしれないけど、この当たり前をこんなに丁寧に書いてくれてありがとうございました……でした。 あと言葉選びが個人的にとっても大好き、ていうか文章がうまい、文章がうまいというのは人それぞれ基準があるだろうし、たとえば小難しい表現を使いまくっているわけではなく、むしろとても読みやすくわかりやすい文章なのだけど、だからこそこんなにまっすぐ胸に向かってくる文章というのは、やっぱり文章がうまいということなんだよ…… とりあえずめちゃくちゃいい小説だったよ、「佐藤の告白」というタイトルでありながら、佐藤視点がないというのも本当に私好み、「書かない」の塩梅がうまい小説はいい小説です。だってそれは、だれも知らなくていい、読者も知らなくていいことだと思うから……あああ〜〜〜いい小説だった………
  • 2026年5月23日
    私たちはたしかに光ってたんだ
    バンドを組んだことはないけど、型に収まるというか優等生ぽいとか、常軌から逸脱できないみたいな感覚はすご〜〜〜〜くわかるし、自分がいないほうが…と悩んでしまう気持ちもわかる でもその選択をできることが私からしたらすごいけど、華やかなもの、光っているものを前にするとどうしてあんなに気持ちがうまくいかなくなるんだろう 割り切るのも割り切りないのもどちらにせよ難しいけど、瑞葉がまっすぐでよかったな〜
  • 2026年5月20日
    京橋骨董かげろう堂
    京橋骨董かげろう堂
    ハワ〜〜白澤……好きだわ………… そして骨董の世界はとっても難しい……なにひとつ漢字を読めない………しかし1000年経っても残り続けるものがあるというのはあらためてすごいことだな〜1000年って!!人間ってとんでもないものつくるし、価値を見出していく価値観があるのよねえ……
  • 2026年5月18日
    オルガンのあった場所
    オルガンのあった場所
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