Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
村崎
村崎
@mrskntk
  • 2025年12月7日
    これは経費で落ちません! 4 〜経理部の森若さん〜
    美華さん好きだな〜森若さんとよいコンビになってほしい!
  • 2025年12月6日
    リデルハウスの子どもたち
    よかった!! 感想書いたのURL載せられるのか…? https://mrsk-ntk.hatenablog.com/entry/2025/12/06/124634 かつて仲の良かった友人たちと、私たちはどれくらい一緒にいられるだろう。変わらない関係性のまま、いつまでも一緒にいられることなんて、ほとんどありえない。それは社会や世界そのものが変動していくからでもあるけれど、でもその社会や世界を変えているのはやはり人間でもある。そして私たちがどうしたって抗えない、いつか必ずおとずれる死。 一生友達、ずっと一緒、むかし言い合った友人ともうしばらく会っていない。たぶんこれからも会わない。私は大人になって、いろんなことを割り切れるようになったけど、いまこうやって書きながら思ったことは、割り切れない人だってもちろんいるんだろう。 たましいって、きっとどこにもでもいける。 生きていると孤独を感じることばかりがあるけれど、だれもがだれかの帰る場所になれるなら、生きてきた意味みたいなものがあるんじゃないかと、そんな意味を見つけられるなら生きてみたいと、本を閉じながらそんなことを思いました。
  • 2025年12月5日
    文藝 2025年 8月号
    太田ステファニー歓人さんのエッセイ「八十年ぶんのかさぶた」とくによかった
  • 2025年11月27日
    宝石商リチャード氏の謎鑑定 比翼のマグル・ガル
    未来への希望や祈りがたくさん詰まった最終巻だと思いました どうしてとても簡単なことのように思えることが、こんなに困難な壁になっているんだろう。 自分が生きているこの世界と、エトランジェがある世界のやさしさのギャップにはがゆくもなりつつ、彼らの旅路の先が明るいものでありますようにと、私はこの世界で祈っています
  • 2025年11月26日
    銀の海 金の大地 2
    銀の海 金の大地 2
    未完とわかっていてもとてもわくわくしながら読み進めている 当時この物語を楽しみに待っていた人がいったいどれだけいたんだろう。続きを待つって、続きを待つ人がいるって、すごく尊いことなんだ あとがきと夢枕獏さんの解説に、なんだか泣きそうになってしまった
  • 2025年11月24日
    傷を愛せるか 増補新版
    よいエッセイでした 精神科医である宮地尚子さんの言葉、ひとつひとつがやさしい。 傷ついたときにそっとひらきたい 動物に対する気持ちすごくわかるな〜私もペットというのがじつは苦手で、苦手というか、人間が動物を飼うことに対してある種傲慢さを感じるので、すごく腑に落ちた
  • 2025年11月17日
    待ち合わせは〈本の庭〉で 吉祥寺・シェア型書店の小さな謎
    読書の楽しいことがたくさん詰まっている………!!!!!!!!! まっさらな気持ちで、なんにも知らなかった一冊の本と出会うことの、なんて豊かなことなんだろう… これはまったく悪いことではないけど、現代はやっぱりまず情報が先に耳に入ってきて、それで興味を持って読もうかな〜となることが多く、だけど私もときどき思う。もっと昔、ネットもやっていなかったころ、なんにも考えずにほしい本があるわけでもなくふらりと書店に入ってタイトルや表紙、最初の一文だけでなんとなく買ってみよと手に取った本たちとの出会い、それはとてもよいものだった。 本が生活のすぐそばにある人にも、ぜんぜん馴染みがない人にも読んでほしいな〜という作品だった。 作品に描かれていない部分を自由に想像して自分のものにする、だれかとぜんぜん違う感じ方をする、秘めることも分かち合うこともできるのが読書なんだということをあらためて感じてうれしくなりました。 あと自分が知っている本、好きな本がたくさん出てくるの最高!!!!!!!!!!!!
  • 2025年11月16日
    踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君
    「パチンコ屋の君」でなんだか泣きそうになってしまった。金原ひとみさんの小説に対する距離感の唯一無二さには、焦がれるような気持ちになったり切なくなったり胸が締め付けられる思いがする。 もっとたくさんのひとに「金原ひとみ」を知ってほしいし受け取ってほしいと勝手な一読者の意見ですがそう思った。 あと牡蠣の話がすごい出てくる
  • 2025年11月14日
    安全に狂う方法
    「インターネットのテキストは、雰囲気や声のトーンなどでくるまれることのない、純度の高い「思考そのもの」である。ダイレクトに脳に届いて、脳に残り続ける。Twitter (X)や掲示板に炎上が多いのはこのためだ。気になってしようがなくなり、反応してしまう。それも即時に。そのことばかりを考えてしまう。そうして反応が反応を呼び、膨れ上がる。 炎上をよく見ていると、個人的で感情的な言い合い、罵り合いになっている。脳にダイレクトにくる刺激で、感情が暴発する。人間関係がよくこじれるのは、対面や電話などより、LINEやメッセンジャー、メールなどのテキストのやりとりだろう。テキストこそ逃げ場がない。純粋な思考だからである。」 (53-54ページからの引用です)
  • 2025年11月9日
    小麦畑できみが歌えば
    全体的に風通しがいいというか、読んでいると風が通っていくような読み心地。文体がやわらいからかな、でもオーディションのシーンではぴりっとした緊張感もあり、そのバランスがとてもいいなと思いました。 読み終わったあと、澄みわたる秋空をふいに見上げたくなりました。表紙の小麦畑のイラストがとっても素敵です。 いちばん好きな場面は4章の終わりです。せつなくて伸びやかで、自分もそこにいるような近しい空気感。読みながら、何度もからだが軽くなるような気持ちになりました。
  • 2025年11月5日
    これは経費で落ちません! 3 〜経理部の森若さん〜
    ほっこりした気持ちで読んでるととつぜん怖い人間が出てくるので油断ならない。 でもキビキビしている森若さんがウキウキソワソワしてるのかわい〜🥰 経理部ってわたしのなかでは社内でいちばん信頼できる人があつまるイメージです、営業さんの無理な要望を冷静に対処していてかっこいい
  • 2025年11月1日
    文学界 2025年 11月号
  • 2025年10月31日
    この世界からは出ていくけれど
    この世界からは出ていくけれど
  • 2025年10月27日
    青く滲んだ月の行方
  • 2025年10月27日
    茜さす日に嘘を隠して
  • 2025年10月27日
    ほくほくおいも党
    千秋!好き!😭抱きしめたい! 光が差し込んでくるようなラストがよかった。 むかし、亡き祖母がある党に入党していて、妹がその勧誘がよく家に来るのが嫌だったと言っていたことを思い出した。わたしより妹の方が、祖母はよく話していた気がする。あのころまだ政治のことなんてなにもわかっていなかったけど、そのことも含めて祖母であることをわかっていたら、話せなかったことも話せていたのかもしれないということを思った。 上村裕香さんは、ひとりの人の多面性を360度から描き出すのがとてもじょうずだと思う
  • 2025年10月19日
    二十四五
    二十四五
  • 2025年10月14日
    裸足でかけてくおかしな妻さん
    おもしろかった!! 先生がしゃらくせぇ〜〜〜〜〜!! 楓の章では野ゆりが何を考えているのか不透明だったけど、野ゆりの章で、個が見えてきてよかった。 野ゆりは全然、「ヤな女!」じゃない…!けど楓が野ゆりに対して反抗心のようなものを持ってしまったり突っかかる気持ちもなんとなくわかる。自分には持っていないものを持ってる人って、余裕がありそうな人って、羨ましくて妬ましくてヤな女にすることで身を守るような、そんな方法しか取れないときがある。 三人の同居生活がメインと思いきや先生が東京行きっぱなしなのも、しゃ、しゃらくせぇ〜!!! 期待してほしいという思いが心強いし楓がその気持ちを手に入れることができてとてもよかった! 「私たち」が「私たち」になって、さらにまた違うなにかになれますように!
  • 2025年10月13日
    凍土二人行黒スープ付き[増補改訂版]
    短編集であり、それぞれ違う人物が登場するのですが、タイトル通りの「凍土二人行」、このタイトル本当にいいな~~~~。 凍土・二人・行、とうど、ににん、こう……何度でも繰り返したくなりますね。凍土という舞台もよい、二人行というありかたもよい。そこにあたたかい黒スープ、なんとなく肌寒くなってきたこの季節にぴったりです。 しかし舞台はとてもとても寒い星。寒い星です、地球ではないどこかの星です。 とってもとってもいとおしいSF短編集なんです!!! 家の声が聞こえる=それを家主に伝えるという仕事をするシガと雇い主と別れたクローンのナガノの二人行。「家読み」という仕事がめっちゃよい。たしかに家と話せたら、同居人の知らない部分も教えてもらえることになる…ていうか家に筒抜けの生活をしているのだ私たちって! ほかにも私が好きな仕事があって、それは「石ならべ屋」……。シガが昔一緒に旅をしていた人のなかにそんな職業の人がいたらしい。 石ならべ屋ってなに?並べるだけ?売ったら、たぶん石売り屋だから、石を並べることによりなにかを占ったり、見出したりするのかもしれない。なりたい、石ならべ屋……。 クローンであるナガノは自己肯定感が低いというか、自分を優先できない。人間(オリジナル)がつねに優先されてしまうので、シガがナガノにやさしくしたりすると戸惑う。 その戸惑い方が、いじらしくもせつなく、そしてじょじょにかわいくなっていくのである……。 シガもシガでちょっと鈍感なところがあるので、(もっと!はっきり!言いなさい!ナガノを安心させてやりなさい!)とこちらとしては思うんだけれども、まあそこがふたりの空気感というかね、とても寒い星のなか、ふたりっきりで黒スープを飲んでくれれば、その時間をたいせつに過ごしてくれれば、オーケーです(サムズアップ)。 仕事ができなきゃ意味がないと自分を追い込むナガノに対して、仕事ができなくなったとしても「そのときはただ、私といればいいじゃないか」と気取らず口にするシガ。二人行すぎる。 ただいるだけでいいって思ってくれる相手がいることの、なんて心強いことだろう……。ナガノの不安がすべてなくなりますように!!!!!! 「徐華のわかれ」も好きです。 寒い冥の季節に山からおりてくるキンという冬の生きものから皮膚を削り取る作業をしなければならないのですが、リョクはとてもやさしいのでキンがかわいそうになりそれができない。 体の一部を取られるキンが苦しいのかつらいのか、なにも思っていないのかはわからないけど、リョクはどんどんキンに惹かれていくのです。 けれどキンは冥の生きものなので、除華が近づくにつれ小さくなっていく。冥が終わり徐華になるということは、少しずつあたたかくなっている頃ですね。 「除華のわかれ」…………!!!!!!!!!!(うっとりしています) 泉谷瞬さんの解説もとても素晴らしかったです!!!!
  • 2025年10月8日
    あなたの四月を知らないから
    ままならなさ〜〜。 宇治のような男が…正直に言うと……私はめっちゃ好きなんですよね…………………
読み込み中...