永遠についての証明

5件の記録
あおい@booklover_aoi2026年9月24日読み終わったKindle Unlimited@ 自宅これは、久々のヒットでした…! デビュー作だなんて信じられない。 私は数学得意じゃないのですが、それでも面白くて読むのが止まらなかったです。 大学時代の友人とゼミの話で盛り上がってる時の感覚や、好きな物に没頭している時の集中と興奮など、自分の感じたことのある感覚を再体験させられて、そこからの挫折、孤独は読んでいても本当に辛かったです。 私は暸司も熊沢も佐那も小沼も平賀も、どこかしら自分と似た性質を持っていると感じたのもあって、誰かが明確に悪いとは思えませんでした。 関わり方が少し違っていたら違う流れになったかもしれないけど、戻ることはできないので、人は苦悩して後悔するのだと思います。 大学を卒業していく過渡期はどうしても疎遠になったりしていく人がいて、大学に残った暸司だけがそのままの時間を生きているという構図になったことで、読み手が暸司の孤独や寂しさを理解しやすいようになっているなと感じました。 読み終わってタイトルに納得するような作品はよい作品が多いと思うのですが、この作品もそうだなと感じました。 2026年読んでよかった本のうちの1冊になりました。

みかん猫@choma2026年2月28日読み終わった著者初読み。数学の天賦の才を持つ主人公がその才能故に恵まれて、才能故に孤独に陥り破滅していくお話。最初に若くして亡くなったことが明かされるので、ずっと辛い気持ちで読んでいた。天才学者の物語のテンプレ的なパターンで、数学の真理の描写の美しさと感動はあるけど、しんどかったな。数学についてはよく分からないけど、Nスペの数学の特集は好きで。本作の主人公の数学へのアプローチはNスペの『ABC予想』(2022年)を彷彿とさせるものがあったな。Nスペの数学関係はどれも最高なのでオススメ。


