ロックミュージックの社会学 決定版
5件の記録
阿部義彦@xtc1961ymo2026年3月21日読み終わった渋い人文書を出す青弓社の2月発売の新刊。これは実に参考になった。抑制された文体で(ロッキンオン文体の真逆)ロックの歴史を深掘りした上でどんな音楽、バンドに肩入れするでもなく資料を紐解いている。ロックの三要素として〈アウトサイド指標〉(主にパンク方面)、〈アート指標〉(プログレ、グラム、ビジュアル系)、〈エンターテインメント指標〉(ダンス、産業ロック、スタジアムロック)の立て方は成程と思った。60年代、70年代、80年代、90年代とディケイド別の括りもわかりやすい。70年代はニューミュージック、80年代はインディーズ、バンドブーム、何よりBOOWY の存在 そして90年代は渋谷系とラップの台頭 それ以外にも岡林信康、吉田拓郎、ビーイング系、小室哲哉などを押さえた上、東京ロッカーズ、スカパラ、RCサクセション、はっぴいえんど、ミスターチルドレンなどにもしっかりと言及しています。ひとつ言えるのはロックはこれだけ長い間ー何度も死につつー支持された文化だけに、ここに身を投じようとする実践者は存在し続けるということである。





