ミレニアム(1)
3件の記録
- 戸田@hukkahuka2026年7月6日読んでる借りてきた6冊まとめて借りて3の上の途中まで読んだ。 正義感が強く善人で人に好かれるミカエルとくせが強い天才のリスベッドのペアが涼宮ハルヒを思わせる。 ミカエルはなぜだか人に好かれて信用されるし、リスベットは第一印象最悪でも人を捉えて離さない魅力がある。 女性への暴力、特に性暴力をテーマにしているのだが、結構描写がキツめ。うっとなる虐待や暴行のシーンが多くはないが効果的に挟まれてくるので、あんまり人には勧めたくないかも。一方ダークヒーロー(ヒロイン) リスベットが悪人を因果応報の目に合わせてくれるので少しは溜飲が下がる。でも全体的に暗いテーマ。 ミステリとアクションが半々で、1に色濃かったミステリ部分は特に色々予想しながら一気に読んでしまった。2はアクションとか刑事物の要素が分かりやすく爽快で1よりも気楽に読めた。 スウェーデンの作家、スウェーデンの話でとにかくみんなコーヒーばかり飲んでいる(わかる)。あとセックスばかりしている(⁈)。 全体的に性行為は双方の合意があるべきもの、という倫理観で全体が貫かれているが、キャラクターは性に奔放な人間ばかり。 性暴力に反対する姿勢は非常に共感できるがその他の描写はもやもやする。 不貞を働くことは強姦殺人に比べればマシなことであろうが女性を軽んじていることにならないのか? それから、1の終わりは少しご都合主義的な感想を覚えた。幼年期性暴力でトラウマを覚えた女性が、元凶の人間が死んだからと言ってこれまでの生活を放り出して(というわけでもないらしいとは書いてあるが)あっさり家族に帰りますかね? ハリエットがヴァンゲル家に帰ってミレニアムに関わってきてミカエルのセフレになる意味あった? これから彼女が必要なシーンが出てくる(予定だった)のかなぁ?
mimiii@mimiii1900年1月1日シリーズ最初からの再読。ミカエルがヘーデビー島のゲストハウスで生活を始めるところが好きだ。コンスムに買い物に行き、カフェで過ごし、家でサンドイッチを作る描写はこんな暮らしをしてみたいと想像しながら読む。p.200「眠りに落ちる前に、静けさと孤独で気が狂う危険を切実に感じた」。スティーグ・ラーソンの作品をもっともっともっと読みたかった。 「リスベット、ぼくたち友だち同士だろう」 このミカエルの言葉が残酷だと感じる。私はリスベットの視点で読んでいる。でも今回再読して、リスベットにはどんどん羽を広げて飛んで欲しいと思った。
