理系の読み方:ガチガチの理系出身作家が小説のことを本気で考えてみた

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彼らは読みつづけた@findareading2026年3月1日読み終わった電子書籍*読書で見つけた「読書(する人)」* 《いきなり当たり前の話をしますが、小説を読んで、そこからなにを読み取ろうがそれは読者の自由です。ただ、それは同時に唯一絶対の読み筋だけが尊重されるわけでもないということで、「作者の意図」でさえ絶対的なものではありえない。カフカの『変身』がなんらかの「意味」のために書かれたにしろ、作者のテンションがブチ上がった勢いで書かれたにしろ、究極的にはどっちでもいいわけです。ただ、蔑ろにするようなものでもない。要するに、読書は自分ひとりで完結するものでもなければ、他人の話をただ聞くだけのものでもない。「わたし」と「他者」が混在していて、その濃度が「書き手」としての個性で、濃度のセンサーが「読み手」としての個性なのです。》 — 大滝瓶太著『理系の読み方 ガチガチの理系出身作家が小説のことを本気で考えてみた』(2025年10月Kindle版、誠文堂新光社)







