怪談

怪談
怪談
小泉八雲
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)
平井呈一
偕成社
1991年7月1日
5件の記録
  • 余韻がすごい。 語られなかった部分が気になる。 不思議な出来事が語られ、その後の登場人物の行動や感情には少しも触れられない。 想像するしかない、心をざわざわさせてくるので面白い。 作者も、口話を物語にしているので同じ気持ちだったように感じる。 『茶わんの中』なんて、途中で話が終わってしまっている。「これから先の話は、だれかの頭のなかにあったのでしょうが、このだれかは、百年もまえになくなってしまっています」という。 これを面白い、趣深い、切ないと感じて書き残していたであろう作者と気が合いそう。 そんな作者も百年以上前に亡くなっていて、令和の時代にこんなこと書いている私の文章は、百年後に誰かの目に留まるのかな。
  • あまの
    @amano_10
    2025年6月7日
  • 佐倉翠
    佐倉翠
    @sakurasui922
    2025年4月18日
    西洋人だった著者が日本人の妻から聞いた数々の怪談話を本にしたもの。八雲のお陰で文学に興味を持てるようになり、八雲が好きになりました。
  • うずら
    @quail_eggs
    2025年3月15日
  • sigu
    sigu
    @sigu
    2025年3月1日
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