ヒップな生活革命

ヒップな生活革命
ヒップな生活革命
佐久間裕美子
朝日出版社
2014年7月11日
5件の記録
  • アメリカでのヒップスター達によるアクションの事例が列挙され、正直途中からはその事例を咀嚼していくことに意識が向き自分の中に落とし込むのが難しかったが、それは主に職場で昼休みに読んでいて本に集中しきれていなかったからだろう。ちょっと勿体ない。 確かな品質のものを自分たちの手で作り出し、それを自分たちで消費してそれにしっかり対価を払っていくということ。この本が出版された頃のアメリカはそういった営みがどんどん評価されていっていたということだろう。 その在り方は、『語るに足る、ささやかな人生』で現れていた古き良きアメリカをやはり想起させる。 きっとだいぶズレた感想だろうが、トランプが『Make America Great Again』と謳ってブロック経済の動きを見せたのもこういった志向がオーバーランしすぎたものだったのかしらとか思ったり。 好きだなと思ったのは、最終章で海外での流行をそのまま日本へ移植することに著者が異を唱えるところ。 確かにこの本が出版された2014年頃は、ポートランドがすごくフィーチャーされてポートランドめいた文化が日本でも持て囃されていた記憶がある。 でも著者が言うように、その地域の特性から生まれた土着のものだからその地域で意味をなすのであり、形だけ移入してもそれは根っこのない上っ面だけのポーズ。一見するとカッコよくてもそこに魂はない。 日本は他国の流行を取り入れるのが得意だが、何となくその動きを好きになれない自分だったが、それがどうしてか一つのアンサーをもらえた気がする。 また、同じ最終章で、自分の手の届くところから始めて自分を表現していけば独立した存在になれると著者が述べてくれていることは大きなエールとなった。 読めて良かった。
  • ぴぺみ
    ぴぺみ
    @pipetto419
    2026年6月13日
  • p.32まで。 今朝家を出る時に何となく手に取った。 以前に1度読んで、強い刺激を受けた本だったが今改めて読むとその時とはまた違う刺激があって驚く。 この前読み終わった『語るに足る、ささかやな人生』との親和性が極めて高く、まるでひとつながりの大きな物語を読んでいるような感覚に陥った。 『語るに足る』では、大量生産・大量消費文化が広がりそれを憂う小さなコミュニティの人々の様子が描かれたが、この本では、リーマンショックなどを経てそうしたメインストリームの文化に疑問を感じたクラフト精神を持った人たちが新しいニューウェーブを作っていく話が語られる。 本同士で響き合うことってあるんだなあ。
  • fujiokashinya
    fujiokashinya
    @iamfjk
    2025年3月16日
    ブック・レポート https://note.com/iamfjk/n/n298993fa8177
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