光源氏ものがたり 上
7件の記録
ゆめ吉@yume_books13572026年6月24日読み終わった読書日記読みやすい文章タッチですが、私は読むのに時間がかかりました。この解釈で『源氏物語』を読んでいいのかとても迷いもあります。下巻もあるのですが、どうしようか迷います。人物像が〝このようである〟とはっきり描かれていますし、このような巻であるとされています。入門書でしょうか。田辺聖子さまの本は好きですが、『源氏物語』については別の作家様の方が私はいいかなと思います。御好きな方も多いでしょうし、私は特にと付け加えます。 この描写が好きという点では、紫の上の描写が好きでした。 「紫の上は、ちい姫について宮中へはいり、実力者として権力をふるえるのですが〈その後見のお役目は、明石の上にお譲りしましょう〉と、さらりと言うんですね。〈これからは姫君も、本当のお母さまでないと言えないことが多くなるでしょうから〉。これだけのことが言えるのは、紫の上が、情に溺れず、人の心を推しはかるのに長けた、頭のいいひとだったからですね。頭のよさと心の暖かさの両方を持つ、そういうひとが紫の上なのです。」(p.327)






ゆめ吉@yume_books13572026年6月11日読んでる空蝉の巻が特に好きなんです。 さらに、田辺聖子さまの解釈が好きすぎて。 【本文】 でもそのあらがい方が、かどかどしくはないんです。やさし仕ぐさで、それでいて、絶対に自分の自我を通すという気持ちがあります。これは紫式部の美意識でしょうね。やかましく言い立ててきっぱりと拒絶するのではなく、やさしく押し止めのなから執拗にあらがうんです。 原典には「なよ竹のここちして」とあります。なよ竹な細い竹ですが、簡単に折れたりしません。なよ竹というのは、伝統的な日本の理想像の象徴なんですね。(p.107) なよ竹のような女性を目指す!











