フォックスさんの にわ

フォックスさんの にわ
フォックスさんの にわ
せなあいこ
ブライアン・リーズ
評論社
2019年10月30日
1件の記録
  • マコト
    マコト
    @frogs
    2026年3月7日
    フォックスさんが大切なものを失って自暴自棄になり、庭を「めちゃくちゃに たたきこわして」「みんな きりきざんで すててしまった」場面が胸に迫り、何だかそのことばかり考えている。 喪失と再生。 以前読んだ『きんつぎ』もそうだったが、再生の過程で得ていくものは元通りのものではない。 元通りでないことを、自分は受け容れられるのだろうか。 その場所は、彼/彼女のものであって、誰かや何かに代わられたくない。 喪失を埋められたくない。 それは乗り越えなければならない類のものではないかも知れない。 その場所を、喪失という結末で置いておきたい。 一日の終わりに、泣いて、傷付いて、恨んで、また全部切り刻んで捨てて、ときには墓を掘り起こしたい気持ちに抗って、祈って、君の近くで眠りたい。 を、ずっとやっていたい。 のかも、なぁ。
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