プラハの古本屋

2件の記録
まめご@mmg_862026年5月26日読み終わった借りてきた中公文庫版がReadsで話題になっていて知ったこの本、図書館にあったのは1987年に出た大修館書店版の方だった。 チェコがまだチェコスロバキアという共産主義の国だった頃、プラハに学んだ言語学者による、ビールと古本と学問と、それにまつわる人々との話。 時代的なものか私の無教養のせいか、使われている言葉や表現には初めて目にするものも多く、意味を調べることがいつもより多くて楽しかった。 インターネットがあって当たり前の今、つい忘れてしまっているけれど、モノでも情報でも自分が欲しいものは自分の足を動かして手に入れに行くしかないのだし、だからこそそれが自分にとって大きな価値を持つのだ。 ということを、ユーモアと知性に満ちた軽やかな文章は教えてくれる。 『もやしもん』で知って以来憧れている“黄金の虎”で飲む話を読めたのは嬉しかった。 いつか実際に訪ねて、生のピルスナーウルケルを楽しんでみたい。






