

まめご
@mmg_86
本が好きです。全然読まない日もあって読書ペースはゆっくり。気になる本のリストばかりが増えていきますが、それを眺めるのも楽しいものです。
- 2026年4月30日
トルコから世界を見る内藤正典読み終わった初めてのちくまQブックス。 ターゲットは10代の読者で、小説ではないノンフィクション読書に挑戦するきっかけに、ということだそう。 テーマがはっきりしていて分かりやすく、短いので読み通しやすい。 身辺がバタバタして落ち着かない今の私にも優しい本だった。 トルコという国はヨーロッパとアジアの間にあって、キリスト教とイスラム教どちらの影響も受ける所だ。 どちらともうまくやっていかねばならないそんなトルコという国の「ものさし」を知ることは、異文化理解の手がかりになる、というこの本は、少し前に読んだ『〈中東〉の考え方』と重なる部分もあって、とても面白かった。 そして、中東に向ける自分の「ものさし」がいかに欧米に寄ったものかにも気付かされる。 今こんな時だからこそ、自分と異なるものを知ろうとする努力、自分の中のものさしを増やしていく努力は続けていかないとなと思う。 - 2026年4月28日
エレガンス入門中野香織気になる読みたい - 2026年4月26日
トルコから世界を見る内藤正典借りてきた - 2026年4月26日
おばあちゃんの白い鳥 〜ガザのものがたり〜さくまゆみこ,マラク・マタール読み終わった図書館本2014年のガザ地区攻撃を経験したパレスチナ人女性が、その経験をもとに描いた絵本。 彼女の描く星空が特に好きだなと思った。 鮮やかな色彩にあふれた素敵な絵本なのに、これが実際の経験によるものだと思うとどこかやるせなさも覚える。 作者はそんなことを意図したわけではないかもしれないけれど。 - 2026年4月24日
<中東>の考え方酒井啓子読み終わった「中東問題」という言葉はよく使われるけれど、具体的な内容について考えると、時間も空間も範囲が広い上に問題そのものも多く複雑であることに気づく。 ずっと興味はあったし現在進行形で目が離せなくもあるのに、いざ学ぼうとするとどこからどう手をつければいいのか分からない…という時にこの本を知った。 初版が出たのが2010年と少し古いけれど、いくつかのテーマを設定して、それぞれの事の始まりから経緯を丁寧に解説してくれる。 中東の入門書として本当にぴったりの1冊だと思う。 分かりやすいのでノートにまとめながら読もうかなどと思っていたけれど、途中から集中できなくなってしまい細切れで読み終えるのがやっとだった。ちょっと悔しい。 書きぶりが好きだったので、著者の他の本も読んでみたい。 - 2026年4月24日
霧のむこうのふしぎな町 (新装版)杉田比呂美,柏葉幸子気になる読みたい - 2026年4月24日
ケルト世界の魔法と魔術ブリジッド・エールマントロート,高尾菜つこ気になる - 2026年4月24日
サレ・エ・ぺぺ 塩と胡椒四方田犬彦気になる - 2026年4月17日
異国の味稲田俊輔気になる読みたい - 2026年4月17日
号泣する準備はできていた江國香織読み終わった物語の強さというか読後に残るものの濃さは、物語の長短には関係がないということを知ったのは、江國香織の短編小説によってだったと思う。 ドラマティックな展開があるわけではなく、長い人生のほんのひと時を切り取ったような物語は、まるで絵画のようだ。 描かれているものを丹念に見た後、描かれていないものにまで想像が広がるような絵が私は好きなのだけれど、江國香織の短編はまさにそれだと感じる。 「こまつま」の美代子はこれから、自分を強く保ちたい時にはこの店でグラッパを注文するのだろうな、とか、「号泣する準備はできてきた」のなつきは十数年後、本当にパリで文乃とフィッシュスープを飲むはずだ、とか。 書かれてはいないけれど、確かにあると思えてしまう。 十数ページの物語から広がる余韻は、10年ぶりくらいに読み返したと思えないほどしっくりくるのに変わらず豊かで、ああ本当にこの人の書くものが好きだ、と改めて感じ入った。 - 2026年4月16日
読み終わったここしばらく全く本を読めなくなっていた。 面白く読んでいたはずの本を開いても、自分でもびっくりするくらい集中できないので、リハビリとして馴染みの本を読むことにした。 こういう時は江國香織に限るし、『間宮兄弟』は特に打ってつけだ。 間宮明信35歳、徹信32歳。 生まれた時から同じ街に一緒に暮らし、恋人のいたためしはなく、周りの女たちには「恰好わるい、気持ちわるい」「そもそも範疇外、ありえない、いい人かもしれないけれど、恋愛関係には絶対ならない」などと評されてしまう兄弟が、この物語の主人公だ。 でもこの2人、羨ましいくらい真っ当に生きている。 自分の仕事に誇りを持ち、日々の暮らしをきちんと積み重ね、豊富な趣味を楽しみ、お互いを思いやりあって生きている。 兄弟なので共有する思い出も夥しいけれど、お互いに踏み込めない部分もちゃんと理解して距離をとる。(たまに踏み込んでしまいちゃんとケンカにもなる。) 女たちからの評判は、ひとえに2人のルックスと他者へのぎこちない態度によるもので、本来は楽しく有意義に生きている人たちなのだ。 刊行当初からこの本を愛読しているので、間宮兄弟は私にとって長年の友人みたいな存在だ。 2人の恋愛の恵まれなさには思わず肩を叩きたくなるし、読んで面白かった本や映画についていくらでも語り合えそうだし、丁寧な暮らしぶりに自分の生活をちょっと反省して、帰ったらとりあえず手洗いついでに洗面台の掃除をしちゃうような触発のされ方をする、そんな友達。 今回は、停滞していた自分をちょっとだけ引っぱり上げてもらえたような再会になった。 読書家の2人に肖って、私の読書も少しは捗るようになるといいな。 - 2026年4月15日
中国料理の世界史岩間一弘気になる - 2026年4月11日
インドの台所小林真樹気になる - 2026年4月11日
- 2026年4月11日
- 2026年4月7日
あと2時間で新年です〜ちょうのもようのかさとイランの子どもたちのおはなし〜ガザーレ・ビグデルー,ファルハード・ハサンザーデ,愛甲恵子読み終わった図書館本イランの新年は春分の日、太陽が春分点を通った瞬間に始まるそうだ。 その時刻は毎年変わるので、新年になる時刻は毎年事前に発表され、秒単位で正確にカウントしてお祝いするという。 この絵本は、そんな新年「ノウルーズ」まであと2時間の街で、それぞれの事情を抱えてまだ家に帰れない4人の子供達を描いたものだ。 劇的な何かが起こるわけではないけれど、子供の頃はささいなことにもドキドキしたり途方に暮れたり、しかもそれは新年まであと2時間というところなのだから、平静でいられないのは当然だ。 それでも最後は4人とも家に帰れるであろうことを予感させて、物語は幕を閉じる。 最後のページの短い文章は、今のイランの状況を思えばずいぶん重く響いてくるし、でも希望のようにも感じられる。 確かな希望であって欲しいと心から思う。 - 2026年3月29日
- 2026年3月28日
君の六月は凍る王谷晶気になる - 2026年3月27日
- 2026年3月27日
パスタでたどるイタリア史池上俊一読み終わった同名のテーマでやっていたEテレの番組が面白くて、ゲストで出ていた著者のこの本が図書館にあったことを思い出した。 前から気になっていたので、良いきっかけだと思い借りてみる。 イタリアの国民食といわれるパスタが、イタリアの歴史の中でいかに今日の姿になっていったのか、読みやすくてよく分かる1冊だった。 私が子供の頃からすると、日本でよく知られるようになったパスタの種類は格段に増えた。 それでもイタリアではもっと種類が豊富で地域性が強く、それぞれの土地に深く根ざしているそうだ。 とはいえ、南で主流になった乾燥パスタとイスラム世界との関わりや、トマトや唐辛子など今では定番の食材が南米から入り定着することになった経緯など、その成り立ちには異文化からの影響も強い。 たかがパスタされどパスタ、気候風土や歴史と密接に絡んでいるし、そのあり方は社会の変化をも反映している。 食べることも歴史も好きなので、とても面白く読んだ。 食べ物から歴史を知るという切り口、私の中ではハズレなしだ。 他にもいろいろ読んでみよう。
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