

まめご
@mmg_86
本が好きです。全然読まない日もあって読書ペースはゆっくり。気になる本のリストばかりが増えていきますが、それを眺めるのも楽しいものです。
- 2025年10月10日古くてあたらしい仕事島田潤一郎読み終わった地に足をつけてものを考え、誠実に働く人が、自分の仕事について丁寧に綴った文章を堪能した。 本を読むことや働くことについて語られる内容には共感できる点がたくさんあったし、2000年代初頭に漂っていたあの閉塞感や先の見えない不安感は私にもリアルなものだったし、和田誠や庄野潤三やジョゼップ・グアルディオラの名前は、前から気になっていたり好きだったりするものだった。 新しく友達ができたような気持ち。 ここ数日身の回りがざわざわしていたので、本を開くタイミングを間違えたかなと初めは思ったりもした。 でもそういう日々の中だったからこそ良かったのだと今は分かる。 この本を開いている時に流れていたのはまさしく、「もうひとつの肥沃な時間」だった。
- 2025年10月10日山の上の家庄野潤三気になる
- 2025年10月10日親子の時間岡崎武志,庄野潤三気になる
- 2025年10月9日グアヤキ年代記ピエール・クラストル,毬藻充気になる
- 2025年10月9日
- 2025年10月6日オールド台湾食卓記新井一二三,洪愛珠気になる読みたい
- 2025年10月6日青椒肉絲の絲、麻婆豆腐の麻新井一二三借りてきた読み終わった中国料理と漢字とそれらにまつわる中国のあれこれ。 著者は大学の教員で、授業中に横道にそれて話したくてたまらなくなる(のを泣く泣く諦めている)食べ物をめぐる話題について書いたとあとがきにある。 それは単に食べることが好きなだけではなく、言葉と料理には深い関係があるからという理由だそうだが(これは読むとよく分かる)、私が学生だった時、授業中に脱線していく先生の話というのは大抵面白かったので、この本を終始「へえー!」と言いながらぐいぐい読み進められたのは当然のことかもしれない。 そしてもう本当に読んでいるとお腹が空く。 何なら食後に読んでいても、書かれている料理を食べたくなる。 思わず食べたくなるような美味しそうな描写のある本は良い本、という持論が私にはあって、だから紛れもなくこれは良い本なのだった。
- 2025年10月4日東京日記7 館内すべてお雛さま。川上弘美借りてきた
- 2025年10月4日スピニー通りの秘密の絵ローラ・マックス・フィッツジェラルド,千葉茂樹借りてきた
- 2025年10月4日古くてあたらしい仕事島田潤一郎借りてきた
- 2025年10月4日増補新版 阿修羅像のひみつ今津節生,多川俊映,山崎隆之,平野圭祐,杉山淳司,楠井隆志,矢野健一郎,興福寺/監修気になる
- 2025年10月4日考古学の黎明小茄子川歩,関雄二気になる
- 2025年10月3日地図でみる聖書ものがたりブライアン・デルフ,ステファン・モティエ,山崎正浩気になる
- 2025年10月3日女と味噌汁 (集英社文庫)平岩弓枝気になる
- 2025年10月3日香港風味野村麻里気になる
- 2025年10月3日
- 2025年10月3日路地裏の大英帝国川北稔,角山榮気になる
- 2025年10月2日なんで人は青を作ったの?クレメンス・メッツラー,谷口陽子,高橋香里,髙橋香里読み終わった世界中の文化財に使われている何種類もの青色を再現すべく奮闘する、13歳の少年2人のひと夏の物語。 自分が歳をとったせいか、少年少女が成長していく物語はもう無条件にぐっときてしまう。 周りばかりが良く見えてモヤモヤしたりそんな自分が嫌になったり、あーあるあると思いながら読んで、終盤の2人の成長にはなんだか親目線で胸が熱くなったり。 そして題材が文化財に使われてきた青色の顔料というのも、昔大学で文化財学や美術史を専攻していた私にはツボで、本当に面白かった。 日本の群青も取り上げてもらえたらなお良かったなー。 久しぶりに友達に連絡して、この本の話をしてみたいなと思った。
- 2025年10月2日デモクラシーのいろは森絵都気になる読みたい
- 2025年10月2日解体新書: 群ようこ対談集群ようこ気になる読みたい
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