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まめご
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@mmg_86
本が好きです。全然読まない日もあって読書ペースはゆっくり。気になる本のリストばかりが増えていきますが、それを眺めるのも楽しいものです。
  • 2025年12月16日
    アジア・中東の装飾と文様
  • 2025年12月16日
    話してあげて、戦や王さま、象の話を
    すごく面白かった。 Readsを始めた年の最後に、Readsでこんな素敵な本に出会えたことが嬉しい。 16世紀初頭、オスマン帝国のスルタンから橋の設計をするべく首都イスタンブルに招かれたという史実に基づく、ミケランジェロの、あくまで架空の物語。 イスタンブルの街や行き交う様々な人の描写、途中で差し挟まれる女性のリリカルな語りが美しい。 西と東、キリスト教とイスラム教、様々な人種や言語、文化が混ざり合うこの時代のイスタンブルを彷徨い歩くように、ミケランジェロの滞在記を楽しんだ。 と思っていたのだけれど、終盤、物語は一気に色を変える。 それまで深い意味など感じずに読み流してきた要素が実は伏線になっていたと気づいて、ページを遡らずにいられなかった。 12月の忙しなさから現実逃避をするように、隙間時間にちょこちょこ本を開いていたけれど、最後は思わず一気読み。 それでいて、余韻に満ちた読後感を噛みしめるように味わえもした。 小説を読む醍醐味に溢れた1冊だと思う。
  • 2025年12月12日
    比叡山
    比叡山
  • 2025年12月10日
    もやしもん+(1)
    やっと買えた! こんなに間が空いたのに、何事もなかったかのようにしれっと続きから始まって、春祭をじっくり描いてくれたのが嬉しい。 ここまで素敵なところではなかったけど、読むと大学が懐かしくなるなー。
  • 2025年12月8日
    絵本戦争 禁書されるアメリカの未来
    『貸出禁止の本をすくえ!』を読んで初めて知った、アメリカの学校図書室における禁書運動。 それをニューヨーク在住の著者が、成立過程や背景、政治的な動向なども絡めて解説しつつ、実際に禁書になった絵本を“黒人”や“LGBTQ”、“女性”などテーマごとに紹介したのがこの本だ。 我が子が何を学ぶかを決めるのは政府や学校ではなく「親の権利」だという考えが、禁書推進派の主張の根拠になっているそうだ。 多様性を学ぶことが分断を生むからと子どもから本を遠ざけたところで、その子がいずれ飛び込む社会はそもそも多様性に満ちている場所なはずだ。 本からの学びが全てではないとはいえ、保護者が権利を振りかざした末にある子どもの将来はどうなるのだろうと心配になってしまう。 実際に禁書になった絵本を詳しくたっぷりと紹介してくれるこの本は、多様性を学ぶための充実したブックガイドにもなっている。 日本では出版されていないものが多いけれど、どの絵本もとても面白そうだった。 この禁書運動に対抗する団体やムーブメントについて最後に触れられていたのが、わずかな救いではあった。 子どもたちがどんな本も好きなだけ読める世の中であって欲しいと、図書室が大好きな子どもだった私は心から思う。
  • 2025年12月6日
    パパにつける薬
  • 2025年12月6日
    話してあげて、戦や王さま、象の話を
  • 2025年12月6日
    穴
    読みきれずにいったん返してしまったのでリベンジ
  • 2025年12月6日
    話してあげて、戦や王さま、象の話を
  • 2025年12月5日
    漢詩の美しい言葉 季節
  • 2025年12月5日
    日本人の阿弥陀信仰
  • 2025年11月29日
    川のある街
    川のある街
    江國香織の小説を読むことは、私にとって一番楽しい読書だ。 新刊が出ると知り、なんとなく惜しくて読まずにとっておいたこの本を出してきた。 それぞれ異なる“川のある街”を舞台にした3つの物語。 どれも面白かったし印象的な場面や描写がいくつもあった。 例えば、8歳の女の子が川を眺めながら「川はつねにおなじ姿に見えるのに、いま見ている水とさっき見た水は違う水なのだ。」と考える場面。 これ方丈記だよね…と唸ったし、無常観をもつ女の子という存在がもう江國香織的だなと嬉しくなってしまう。 例えば、音楽の授業で「大勢で歌うとき、声は大きな一つのかたまりになり、一人一人のそれを聞き分けることはできないけれど、自分には自分の声がわかるし、時々、隣の人の声もわかる。」という描写。 斉唱する時の感覚なんて意識したこともなかったのに、この感じ知ってる!とこれまた嬉しくなる。 あるいは例えば、死にゆくカラスの描写。 そこには何のドラマも感傷もなく、生き物はみんなただ生きて死んでいくものだということを思い出させてくれる。 それは厳しさというより、いっそ安らかなことのように私には思える。 書き出せばきりがないけれど、読み終わった時の満ち足りた気持ちは他の作家では得られないものだ。 江國香織はかつて好きな作家について、同じ時代を生きて最新作を読めるのが嬉しいと書いていたように記憶している。 そして私にとっては、江國香織こそがそういう作家だと読むたびに確信する。 新刊、楽しみだな。
  • 2025年11月29日
  • 2025年11月27日
    素顔の西郷隆盛
    少し前、初めての鹿児島旅行に気分を盛り上げようと持って行った1冊。 行き帰りの移動で半分くらい読み、帰ってからはしばらく他の本を読んでいて、読み終えるのに時間がかかってしまった。 鹿児島の街中には西郷さんのキャラクターがいっぱいで、観光客向けというだけでなく地元で愛されているんだなと感じた。 対して大久保利通のキャラは1つしか見かけず、あまりの落差に思わず笑ってつい写真まで撮ってしまった。 薩摩からすればまあねえなどと思っていたけれど、結果的に袂を分かつことになった大久保利通などのかつての盟友こそが、西郷隆盛を英雄にしたと言ってもいいんじゃないかと、この本を読んだ今は思う。 純粋で赤ちゃんのように天真爛漫、でも頑固で徹底したリアリストでも理想主義者でもあり…とかいうややこしい人、1人では絶対にあんな大仕事はできなかったはずだ。 ただ西郷隆盛という人はそのややこしさ故にとても魅力的で、その盟友たちはまさにそこに惹かれたんだろうなとも思う。 薩摩出身で警察組織をつくった川路利良が主人公のマンガ『だんドーン』にハマっているので、登場人物をイメージしやすくスムーズに読み進められた。 あまりに長いのでずっと尻込みしていた『翔ぶが如く』、これはいよいよ手を出す時がきたかなあ。
  • 2025年11月26日
    「空気」を読んでも従わない
  • 2025年11月26日
    いつも通りの日々 (ポプラ文庫ピュアフル)
  • 2025年11月24日
    宮崎駿の雑想ノート増補改訂版
    「飛行艇時代」を読みたい。
  • 2025年11月24日
    クロティの秘密の日記
    クロティの秘密の日記
    『わたしは大統領の奴隷だった』を読みながら、去年読んだこの本を思い出さずにはいられなかった。 『わたしは〜』がノンフィクションなのに対してこちらはあくまでフィクション、ただ入念な取材が下地にあるようで物語に説得力がある。 12歳の奴隷の少女クロティが綴る日記形式でこの物語は展開していく。 奴隷が文字を覚えることは禁じられていたので、クロティが読み書きを覚え日記を書くのは誰にも知られてはいけないことだった。 物語の進行と同時に、読み手はクロティが密かに言葉を獲得し思考を深めていく過程も目撃する。 それはやがてある行動へと繋がっていくのだが、このクロティの成長にのめり込むようにして読み進めたことを覚えている。 『わたしは〜』を読んだ今、改めてこの本も読み直してみようかなと思う。
  • 2025年11月24日
    わたしは大統領の奴隷だった ワシントン家から逃げ出した奴隷の物語
    わたしは大統領の奴隷だった ワシントン家から逃げ出した奴隷の物語
    アメリカ合衆国初代大統領ジョージ・ワシントン夫妻の奴隷だったオーナ・マリア・ジャッジが、逃亡を経て自由を手にする史実に基づく物語。 元は『NEVER CAUGHT』というノンフィクションで、これを若者向けに書き直したものが本書だそうだ。 そのためか俯瞰の視点の三人称で語られていて、物語というより伝記を読んでいるような印象だった。 ただその淡々とした語り口から知る内容は、アメリカの奴隷制度についての知識が私になかったこともあって、なかなかショッキングなものだった。 オーナの逃亡は中盤を過ぎたあたりで、その後の暮らしについてもかなりページが割かれている。 これが小説なら逃亡はクライマックスで、手にした自由と明るい未来を予感させるエンディングで締めくくられるところだろうけれど、時代はまだ南北戦争前のこと、自由を得たからと言って穏やかな暮らしが約束されているわけではないのだ。 それでも最後に紹介されたオーナ本人の言葉はきっぱりと誇り高く、人間にとっての自由とは何か、考えずにはいられなかった。
  • 2025年11月19日
    なずな
    なずな
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