夜と霧の隅で(新潮文庫)

夜と霧の隅で(新潮文庫)
夜と霧の隅で(新潮文庫)
北杜夫
新潮社
1963年8月2日
9件の記録
  • 読書記309 表題作のインパクトが強烈。ナチス・ドイツの支配下の精神病院で、不治者とみなされた患者が安楽死させられた事実を下敷きに、精神科医ケルセンブロックの葛藤を描く。 ケルセンブロックのアンビバレントな感情が難解だった。研究者として患者を被検体とみなす冷酷さと、患者をかけがえのない存在とみなし傅きたくなる感情が、彼のなかに共存している。それはどちらも患者を同じ人間扱いしていないという意味で差別感情であるように思えるのだけど、そんなふうに簡単に片付けていいものでもない気がして。 でもやっぱり、彼の動機がなんであれ、安全圏で悶々としているようには見えた。真っ只中にいる者の苦しみを理解しながら、責任を外部に転嫁しているような。
  • ま
    @okamo12
    2026年4月16日
  • 『楡家の人びと』を読む前に。 近所のサンマルクでフレンチトーストが始まっていた。メープルシロップを添えて。旨旨旨。
  • かと
    @cocco99999
    2025年3月17日
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