田村隆一詩集

田村隆一詩集
田村隆一詩集
田村隆一
思潮社
1968年1月1日
5件の記録
  • やっぱり「立棺」がいいですね。
  • p.62〈詩人の感情を、そのうちなる感情の歴史にまで高め、それを発展せしめるものは、ルイースのいう「種子」ですが、それを発芽させ、成長させるものは、その詩人の内在的技術ーーつまりここでは雑多な経験をよりわけ、ひとつの秩序ある詩的経験にまで高めて行く知的感性的な能力を意味するのですがーーであり、詩人の体内から「詩」を外に押し出し、「一篇の詩」として開花せしめうるものは、その詩人の詩的技術(外在的技術といってもいいでしょう。詩人のうちなる詩を物質化する能力です)以外のなにものでもないからです。〉
  • 汚れ、病み、叫び、死ぬ、清浄でいられないわれわれの精神を都市や窓などの象徴を使いながら血の通った詩情で表す田村隆一の詩が好きである。
  • 安井海洋
    安井海洋
    @mihiroy
    2025年3月18日
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