久生十蘭短篇選
7件の記録
楡@etemotust2026年5月20日読み終わったアンソロジーで『黄泉から』を読み、魅せられて『魔都』を読んだ後にこちらに。読後にパラパラと再度拾い読みしていると、妙なる…と唸りたくなる幸福感がある。 再度読んだ『黄泉から』の美しさにため息。それに並んで、私は『鶴鍋』が好き。 知識が浅いので解説を読むと、なるほどそういう…と理解が深まる。時間をおいて読み返したい。
RIYO BOOKS@riyo_books2023年11月11日読み終わった十蘭は死ぬまで、ある一筋のことをかたくなに守り通したその態度は、一種壮烈な趣きがあって、文壇的には当然孤立した地位にいたが、その生前から一群の、非常に特殊な読者層を作り出している。それは、ホームズの信徒のシャーロキアンに倣っていえば、ジュラニアンとでもいうべき人たちで、この人々の誇りと訝しみは、こんなにも豊醇な美酒が、ただ自分らだけのために用意されていいものだろうかという点にあった。 ──中井英夫『久生十蘭論』




