江戸川乱歩作品集(2)

江戸川乱歩作品集(2)
江戸川乱歩作品集(2)
浜田雄介
岩波書店
2018年1月1日
2件の記録
  • 楡
    @etemotust
    2026年4月6日
    ・一枚の切符→短い作品ながら語り手左右田の胡散くさい魅力にやられる ・陰獣→パタパタと表裏が何度もひっくりかえるような印象。陰獣というタイトルから想像される湿気た暗さは個人的には感じず、割とあっけなくおわる。 ・何者→書き手・語り手・犯人・探偵・被害者の等号・否定等号が鮮やか。この短編集ではこれが最も好きかも。若く切なく哀しい。 ・黒蜥蜴→あまりにも有名ですが初読。めくるめく冒険譚で映画化したら映えそうだなあという現代っ子の所感になってしまった。最も長かったが引き込まれず読破までのスピードが落ちた。 ・断崖→タイトルがいい。この女は何度人生の断崖に立つのだろうか。この作品集で2番目に好き。
  • 文箱
    文箱
    @hubaco
    2025年11月3日
    宝塚宙組公演の予習。まず江戸川乱歩の原作から。 乱歩をまとまった形で読むのは初めてかもしれない。日本探偵小説の父は探偵に万能の力を与えない。どの作品もここまで鮮やかに展開してきた推理が突然くるりと裏返るような衝撃のラストに驚かされた。 妖婦ものが集められた短篇集と呼んでいいかもしれない。乱歩の女性たちはいくら美しく魅力的でもまるで人間らしい感情を持っていない。男性の目に映る謎としての女性像。
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